GOOD DESIGN AWARD

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2006

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
収納システム [レクトライン]
部門/分類
商品デザイン部門 - 文具、オフィス雑貨・家具・設備
受賞企業
株式会社岡村製作所 (神奈川県)
受賞番号
06A10062
受賞概要
2006年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「レクトライン」は効率的なレイアウトが可能なモジュール設計、情報セキュリティの向上、開閉のしやすさを特徴とするオフィス用のシステム収納です。A4/B4サイズの収納物に対応する高さモジュールを採用し、奥行きは450Dと400Dの2種類を揃えて、オフィスの書類管理に特化したモジュール設計により、レイアウトの自由度と収納効率を高めました。セキュリティ面では、内筒交換機能付の錠を標準装備、マスターキーシステムへの対応も可能で、オフィスの情報管理機能を向上させました。また4方向どこを操作してもラッチが解除可能なマルチアクセスハンドルを採用し、利用者それぞれが最も自然な姿勢で操作することが可能です。

デザインのポイント
1.マルチアクセスハンドルの機能を正方形基調の把手デザインで表現し、軽快な操作性を実現しています。
2.両開き書庫とラテラルキャビネットの把手を共通化することでデザインの統一性とコスト軽減を図りました。
3.従来別々のアイテムであった上置き用と下置き用の共通化を図り、レイアウト変更の柔軟性を高めました。
プロデューサー

株式会社岡村製作所 マーケティング本部オフィス製品部 森田舞

デザイナー

株式会社岡村製作所 デザイン本部製品デザイン部 北田一彦

詳細情報

http://www.okamura.co.jp/

開始日
2006年1月
価格

22,400 ~ 206,600円

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

収納庫のファイル等を取り出したり仕舞ったりする最初の動作は、扉や引出しを開くことから始まります。この動作を限定するのではなく、それぞれの人が操作しやすい手のアングルをチョイスできることを目指しました。地震で扉が開かないように制御するラッチ機構を4方向どちらから操作しても同じ動きをさせることが最大の課題でしたが、この動きは把手デザインと新機構で解決されデザインポイントになっています。

デザインのポイント
1.マルチアクセスハンドルの機能を正方形基調の把手デザインで表現し、軽快な操作性を実現しています。
2.両開き書庫とラテラルキャビネットの把手を共通化することでデザインの統一性とコスト軽減を図りました。
3.従来別々のアイテムであった上置き用と下置き用の共通化を図り、レイアウト変更の柔軟性を高めました。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

マルチアクセスハンドルは利用者それぞれが最も自然な姿勢で操作することが可能です。高い位置の収納は把手の下部に、低い位置の収納は把手の上部に軽く手をかけるだけで操作することができ、使い勝手を向上させました。特に引出しタイプは手の甲を垂直にして握手するようなアングルで操作することにより、重量のある引出しも力が入りやすく、手の負担を減らすことができます。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

従来別々のアイテムであった上置き用と下置き用の共通化を図り、レイアウト変更の際にも転用の可能性を高め、長期利用を促進します。さらに従来製品とモジュールを共通化することにより従来製品と並べて使用することもでき、既に使用している収納を廃棄することなく、レクトラインを導入できるようにしました。また把手、ラッチ機構部はユニット化され、裏カバーを外すことで交換が容易にできます。樹脂部への再生材の使用と分別設計による廃棄時の負担軽減にも配慮しています。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

両開きタイプと引出しタイプの把手を共通化することによりコストアップを軽減し、スタンダード市場製品でありながら高機能の把手を装備することができました。

審査委員の評価

この収納システムの特長は正方形の把手デザインにあって、高い位置の収納は把手の下部に、低い位置の収納は把手の上部に軽く手をかけるだけで操作することができるよう使い勝手を向上させている。しかも地震で扉が開かないように制御するラッチ機構を4方向どこを操作しても解除できる機能がある。ユーザビリティを明快に解決した好例だと評価された。また 両開き書庫とラテラルキャビネットの把手を共通化できて、デザインの統一性が生まれたのも良い。

担当審査委員| 益田 文和   久保 雅義   船曳 鴻紅   森田 昌嗣  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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