GOOD DESIGN AWARD

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2006

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
コンパス [コンパス<まなびすと>(GY-GBB100)]
部門/分類
商品デザイン部門 - 文具、オフィス雑貨・家具・設備
受賞企業
コクヨ株式会社 (大阪府)
コクヨS&T株式会社 (大阪府)
受賞番号
06A10021
受賞概要
2006年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

◆種類:芯タイプ、鉛筆タイプ、シャーペンタイプ◆色展開:ブルー、レッド◆材質:頭つまみ/エラストマー、中心器カバー/ABS、本体/亜鉛ダイキャスト◆特徴:○鉛筆をワンタッチで固定でき、遊びを少なくする板バネの機構(GY-GBB101のみ)○指にフィットする素材と形状で回転させやすい頭つまみ○中心器機構が入っているので、筆記面に対して垂直に中心を保ち、正確な円が書きやすい○インパクトのあるフォルムで個性的なデザイン○ケースには半径を5mm刻みで簡単に測れる目盛り付き

プロデューサー

コクヨS&T株式会社 クリエイティブプロダクツ事業部 コンシューマ企画部 名田政晴

ディレクター

コクヨS&T株式会社 クリエイティブプロダクツ事業部 コンシューマ企画部 高澤麻美

デザイナー

コクヨS&T株式会社 クリエイティブプロダクツ事業部 コンシューマ企画部 高澤麻美

詳細情報

http://www.kokuyo.co.jp/stationery/manabist/compass/index.html

開始日
2006年1月10日
価格

300 ~ 500円

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

小学校へのリサーチへ伺った際、想像以上にコンパスを上手く扱えない子供達が多くいたことに驚いた。コンパスへの興味、きれいな円を書きたいという素直な気持ちが、コンパスは扱いにくい苦手な道具という意識になってしまわないように、見目に良く、正しいもち方、使い方をサポートし、軽く円が書きやすいデザインを目指した。

デザインのポイント
1.頭つまみの部分を指の腹に添う形状にしたことにより回しやすいコンパスになった。
2.頭つまみに2種の樹脂を使用。指で掴む部位にエラストマー樹脂を使用し、しっかり掴み回しやすくなった。
3.ブルーのみの色展開が多い文具にあって、赤も出すことで選択の幅を増やした。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

つまみの部分を指の腹に添う凹み形状にしたことにより、中に組み込まれた自動中心機構とその強度に影響がでることが予測されたが、つまみ形状の検討/樹脂の選定/樹脂硬度の設定/環境試験をくり返し最適な状態で問題の解決ができた。通常1種の樹脂で成形されるつまみ部分を2種の樹脂を使用することでしっかり掴み回しやすいコンパスになった。(機構面で必要な強度を持つ樹脂と指先に触れる部分にはやわらかいエラストマー樹脂の2種を使用)

審査委員の評価

子どもの頃に、コンパスがうまく使えなかった経験を持つ人は多いのではないだろうか。このコンパスは、これまでの教材に使用されているコンパスの問題点や課題を小学校へのフィールド調査などを踏まえ、子ども達が道具を使いこなすために、また彼らの身近な道具であるコンパスの美しさを体感してもらうために、誠実な魅力を心がけた優れたデザインである。今後は、コンパスだけでなく、教材を通してもののデザインの価値を子どもに伝えることのできるシリーズ化を期待したい。

担当審査委員| 益田 文和   久保 雅義   船曳 鴻紅   森田 昌嗣  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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