GOOD DESIGN AWARD

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2006

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
ツールチェスト [KTC EKR-103]
部門/分類
商品デザイン部門 - 作業工具、産業機械、搬送機器・車両/試験機器
受賞企業
京都機械工具株式会社 (京都府)
受賞番号
06A09006
受賞概要
2006年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

エンジンのヘッドカバーを彷彿させるトップカバーやビルトインタイプのサイドハンドルなど、従来のチェストとは一線を画するデザインに、様々な新機軸を盛り込んだ、今までにないチェストタイプ工具ケース。

プロデューサー

京都機械工具株式会社 営業本部 執行役員 田中滋

ディレクター

京都機械工具株式会社 営業本部 商品開発部 中村鉄夫+株式会社クルー 馬場了

デザイナー

京都機械工具株式会社 営業本部 商品開発部 中村鉄夫、小屋保、頼富士朗、坂根徹/営業企画部 四関繁樹、大間陽子+株式会社クルー 馬場了、山崎信哉

詳細情報

http://www.kyototool.co.jp/products/catalog/nktc/toolbox.htm

開始日
2005年11月21日
価格

32,200円

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

従来の赤いチェスト型工具箱はプロが仕事で使う道具箱にすぎず、機能的にもデザイン的にも車・バイクいじりが好きな個人が所有して使い込む喜びを見いだすレベルには至っていなかった。本商品ではKTCの得意分野であるプロの作業における使用性に加え、個人ユーザーが使い所有する喜びを具現化した。プロ・アマ問わず「ガレージの象徴」となるデザインを心がけた。

デザインのポイント
1.DOHCエンジンのヘッドカバーをモチーフとしたスタイリングで、車・バイクいじりの楽しさを表現した
2.ガレージライフの成熟化に合わせ、今日的なガレージにフィットするデザインを提供した
3.アルミダイキャストを採用し、手当たりのよいハンドルをボディの一部に融合して品質感を向上した
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

ハンドルはビルトインタイプとして出っ張りをなくしたことで、不使用時の収納に場所を取らず、狭い場所で持ち運ぶ時にも有効。ハンドルの裏側は厚みとRを持たせることで、手を掛けても痛くなりにくい形状に。また、全幅を従来品より短い肩幅程度に設定したことで、工具を詰め込んで重くなっても楽に持ち運びが可能。さらに、奥行きと高さを実際に収納する工具に合わせて設計し、収納部の容積を従来比30%アップ。トップ部にディープソケットを立てて収納、プライヤを奥行き方向に収納など、従来品では収納しにくかったものも無駄なく収納可能に。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

筐体構造を全面的に見直し、剛性感をアップ。また、引き出しレールと本体フレームを直に接合し、ガタツキを減少させた。また、傷が付きやすく錆びやすい底面には、アルミ製の足を取り付け傷・サビを防止。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

トップカバーを閉じると引き出しにロックがかかり、不意の飛び出しを防ぐロック機構を採用。この機構は便利だが、引出しから取り出したいときにわざわざトップカバーを開けなければならないというデメリットも。従来品はトップカバーを約65度開けた段階でロックが解除されるところを、半分の約30度の開き角度で引出しをオープン可能に。少しの開きで引出しをオープンでき、イライラを解消。

審査委員の評価

作りがとても堅牢にできてなおかつシンプルにまとめ上げられている。使いやすい引き出、掃除のしやすさなど細部まで考えられたデザインはユーザーには嬉しい配慮。

担当審査委員| 澄川 伸一   井上 斌策   肥田 不二夫   馬場 了  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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