GOOD DESIGN AWARD

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2006

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
タンブラー [リオート]
部門/分類
商品デザイン部門 - 調理・食卓商品
受賞企業
東洋佐々木ガラス株式会社 (東京都)
受賞番号
06A06007
受賞概要
2006年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

このグラスの用途は、飲料本来の美味しさを出来るだけ阻害せずに愉しみたいユーザーの為に開発しました。このグラスの特徴は、1.薄肉設計により唇や手のひら、指先など敏感な部分で、飲み物の味わい、温度、量感などを感じ取れます。2.昔のお座敷コップが原型で、和の食卓に馴染むシンプルな「ニッポンのグラスデザイン」です。3.薄口グラスの機械量産を日本で初めて実現し、市場にその上質感を安価で提供する事に成功しました。

デザイナー

東洋佐々木ガラス株式会社 営業企画部プラングループ 近藤 歩

開始日
1997年1月
価格

430 ~ 580円

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

開発コンセプトは、飲み物の本質やその風情を感じ取れる薄口グラスの量産化です。中身が透けて見えるグラス本来の優位性(視覚)を更に進め、唇や手で触れた時(触覚)に、飲料の美味しさや温度などを直に感じ取れる薄口グラスの使い心地を、より多くのユーザーに提案したいと考えました。

デザインのポイント
1.薄肉設計により唇や手のひら、指先などで敏感に飲み物の味わい、温度、量感などを感じ取れ楽しめます。
2.昔のお座敷コップが原型で、和の食卓に馴染むシンプルな「ニッポンのグラスデザイン」が実現しました。
3.口肉厚や底角の形状にこだわり、まるで手作りのような上質感と風合いを感じるグラスに仕上がりました。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

薄口グラスへの拒否感が想定できた口肉厚のスペックは、普通のユーザーが安心できる最薄のスペックを検討した。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

口肉厚のスペックは、実際の使用場面を想定し普通のユーザーの使用に耐えうる最薄のスペックを検討し実現した。また、口部への外的衝撃を分散吸収し割れ難くする為、口部の肉厚を円周上で均一にするための技術開発に腐心した。

審査委員の評価

日本の食のシーンに合う、シンプルかつ繊細なデザインであり、視覚、触覚的にも飲み物の美味しさを伝えられる優れた商品である。この薄さ、高級感をこの価格で実現させている点も高く評価できる。

担当審査委員| 和田 達也   岩崎 一郎   芝 操枝   左合 ひとみ  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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