GOOD DESIGN AWARD

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2005

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
事務用回転イス [コラード]
部門/分類
商品デザイン部門 - 文具、オフィス雑貨・家具・設備
受賞企業
コクヨ株式会社 (大阪府)
コクヨファニチャー株式会社 (大阪府)
受賞番号
05A09042
受賞概要
2005年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

背もたれのフィット感が調節できる独自の機能を搭載した「コラード」に新たなカラーリングを追加。機能はそのまま継承しており、ワーカーがより感覚的に操作できるようになっている。特に背もたれ腰部のサイドサポート機構はレバー操作なしで可動部をダイレクトに動かすことで、座る人の体型・好みに合わせて左右方向のフィット感が調節できるようになっている。また座も同様にレバー操作なしで、前端部の角度を変えることで奥行き調節が可能。ロッキングは身体に的確にフィットするシンクロタイプで姿勢に合わせて任意の角度で固定も可能。背座クッションはソフトで身体を優しくホールドする。

デザイナー

コクヨファニチャー株式会社 商品開発部 上田伸行

詳細情報

http://www.kokuyo.co.jp

開始日
2005年2月1日
価格

57,540 ~ 80,640円

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

感覚的に扱えるように配慮した操作性と、明るく軽快なカラーリングによって、機能・デザインともにカジュアルなオフィスチェアーとなるように仕上げた。特に背のカラーリングは視覚的にも機能をイメージできるように腰部の両サイドにアクセントを設けて、その部分を手で握るような形でセパレートラインを施した。またイス全体をやわらかいフォルムに仕上げて、座る人をやさしく包み込むイメージを表現した。

デザインのポイント
1.背のセパレートラインはサイドを手で握るような形状にして、視覚的にも機能をイメージさせるようにした。
2.オフィス空間をカジュアルに演出できるように、彩度の高い色展開と明快なグラフィックパターンを採用。
3.構造的な要素を表面に出さずに、イス全体を布で覆うことで、やさしく包み込むようなイメージを表現。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

製品の特徴である背もたれ腰部の機能を、視覚的にも認識できるように配慮した。レバー操作ではなく、直接手で動かすことがイメージできるようにグラフィックパターンによって手で握ることを予感させるようなラインを採用した。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

リサイクルや廃棄時のことを考慮して、主要部材には材料表示を行い、構造も部品単位に分解しやすい設計になっている。また、アルミやポリプロピレンなどのリサイクルしやすい素材、およびケミカルリサイクル繊維などのリサイクルされた素材を使用している。さらに背張り地、座クッションの交換が可能。

審査委員の評価

優しいフォルムである。前後の印象が統一されていて良い。背もたれ腰部及び座面部もレバー操作なしで感覚的に角度調整ができる機能は非常にヒューマンな取り組みである。見ないで操作できるということだが、特に従来の物との違いは感じなかった。また構造的要素を表面に出さず、イス全体を布で覆ったデザイン処理等、機能が複雑化し、操作に注意を引く昨今とオフイスチェアーとは明確に一線を画したコンセプトは、バイオチェアー化と並んでもう一方の主流となるかも知れない。感覚に問いかける、優しい考え方だ。

担当審査委員| 井上 斌策   船曳 鴻紅   堀木 エリ子   森田 昌嗣  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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