GOOD DESIGN AWARD

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2004

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
電動歯ブラシ [ピジョン 親子で乳歯ケア 仕上げ用 電動歯ブラシ(K377-379)]
部門/分類
商品デザイン部門 - 健康管理・美容商品
受賞企業
ピジョン株式会社 (東京都)
受賞番号
04A01042
受賞概要
2004年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

LEDライト付きで、保護者が乳幼児の小さな口腔内をしっかりと確認でき、乳歯の大きさに合わせたコンパクトヘッドと超極細毛は、仕上げ磨きの行為を以前より容易にした。ブラシヘッドは、乳幼児の柔らかい乳歯と歯茎に配慮し、微振動かつ静音駆動とした。微振動ではあるが、更なる配慮として口腔内の違和感を軽減するためにラバー付きとした。本体部は保護者が操作しやすいグリップ形状を採用。これにより保護者は、汚れた箇所を確認しながらそっと当てるだけで汚れを手早く、しっかり落とすことができる。ソフトタッチで素早く磨けることで乳幼児が嫌がることを防ぎ、歯磨きの習慣を身に付けることができる仕上げ磨き用電動歯ブラシ。

プロデューサー

ピジョン株式会社 マーケティング本部商品企画G マネージャー 岩山秀樹

ディレクター

ピジョン株式会社 R&D第一センターハードG 三上新太郎/マーケティング本部商品企画G 中原雅之

デザイナー

有限会社ムーヴ 「ピジョン電動歯ブラシプロジェクトチーム」/デザイン・デザインディレクション 代表取締役 北村光彦/デザイン設計 藤井康嗣/調査企画 関直之

有限会社ムーヴ 代表取締役 北村光彦

詳細情報

http://pigeon.info/

開始日
2004年9月27日
価格

3,400円

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

乳幼児の歯の健康は“ママ磨き”という言葉のように保育者に委ねられる。そこで大人が子供を抱えて磨くという姿勢の調査研究から、保持し易くスムーズにローリングできる断面形状とくびれを生み出した。更に電動式の欠点でもある歯に嫌な振動を伝えないために、先端部に軟質樹脂を被覆することを考案。そして小さな子供の口の中を観察できるようライトを設けた。子の健やかな成長を願う親の愛、がデザインコンセプトとなっている。

デザインのポイント
1.従来の電動歯ブラシとは異なり、「大人が乳幼児を磨く」使用シーンの検証による、ローリング性の高い形状。
2.本体が濡れても“すべらない”“安全性のあるホールド”の為の、ラバー被覆とくびれのある形状。
3.LEDライト付きのラバー付きコンパクトヘッドで、違和感の低減と確実な歯磨き性を実現した。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

乳幼児にとっても初めての経験となり、仕方によっては歯磨き習慣を嫌になってしまうというような難問を解決する必要があった。また、磨く際に必要な口腔内照度や、乳幼児の口のサイズ、小さな乳歯に対応したブラシの大きさなど、実際の使用感を向上させるために何度も形状の検討を行った。更に、電動歯ブラシ企画を更に昇華させ、LEDライトの導入や歯科医推薦の歯磨き時間に設定されたオートオフ機能を組み入れるなど、保護者の仕上げ磨きに対する行為を道具によりサポートできるように解決した。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

ヘッドの消耗に対応できるように専用の替ブラシに取り替えることが可能であり、また、アルカリ乾電池(1本)仕様としている。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

保護者にもっと強く関心を持って欲しい乳歯ケアだけに、「いかに楽しく」「いかに簡単に」乳歯ケアをしていただけるかを初期デザイン段階から提案。そのコンセプトを最終段階まで失わず、「親子で乳歯ケア」シリーズにおいて社内外に推奨してきた「乳歯ケアの重要性」や「望ましい乳歯ケア」の更なるアイテムとして市場導入を目論んだ。実際の店頭での工夫としても実機テスターを用意し、その優れた機能である、LEDライト照射、微振動、静音駆動や握りやすいサイズ感などを、実際にユーザーが体験できる環境作りを提案。販売への意識付けとして、ユーザーが体験により自然に啓蒙活動を受け入れられるような配慮を依頼した。

審査委員の評価

母親が使いやすいように光るようにしたのは評価できる。スイッチの入り方のステップも、良く考慮されている。

担当審査委員| サイトウマコト   國本 桂史   黒川 玲   西山 浩平  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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