GOOD DESIGN AWARD
受賞ギャラリー
2014
グッドデザイン賞
E7系/W7系新幹線電車
E7系/W7系新幹線電車

分類タグ

モビリティ

事業主体名

西日本旅客鉄道株式会社、東日本旅客鉄道株式会社

受賞番号

14G090774

受賞対象の詳細

E7系/W7系は、2015年春の北陸新幹線の金沢延伸開業に合わせてJR東日本(E7系)とJR西日本(W7系)が共同開発した新型新幹線電車であり、2014年3月より東京〜長野間に先行して営業運転しています。車両のデザインコンセプトは、「”和”の未来」としました。これは「日本の伝統と最新技術の融合により新たな価値を生む」と「和風の空間に集うことで得られる心地良さ」を表現するため、首都圏と北陸新幹線沿線を結び、日本の伝統文化と未来をつなぐという意味があり、首都圏・北陸間の新たな交流となる新幹線にふさわしい車両としています。

※ 自動翻訳サービスDeepLを利用して生成されたテキストの場合があります

プロデューサー

西日本旅客鉄道株式会社、東日本旅客鉄道株式会社

利用開始

2014/03

販売地域

国内

設置場所

2014年3月より東京〜長野間、2015年春より東京〜金沢間

背景

JR西日本とJR東日本では、北陸新幹線の金沢延伸開業に向けて、首都圏から北陸を結ぶ初めての新幹線車両に相応しい北陸新幹線車両の開発を行なってきました。今回開発した車両は、これまで営業運転に使用している既存の新幹線車両をベースに、「高い安全性・信頼性」、「お客さまの多様なニーズへの対応」をさらに追求した車両としました。

経緯とその成果

首都圏と北陸地域の新たな架け橋となる新幹線を目指し「”和”の未来」にしました。

デザイナーの想い

首都圏〜北陸、北陸〜信州のアクセスをより便利にするE7系/W7系車両は、線区特有の急勾配、電源切替、豪雪地帯に対応した最新技術を採用し、安全に快適に移動できる車内空間を提供します。日本の伝統色と洗練されたフォルム、車内空間を併せ持つこのE7系/W7系新幹線を是非ご利用下さい。

企画・開発の意義

首都圏と北陸の移動時間を縮めるとともに文化の交流を促し、地域や人々の活性化と共に生活の豊かさを支える基盤交通手段として貢献します。また、回生電力ブレーキの採用や新幹線初の全室内灯へのLED照明の採用などによって省エネルギー化を図り、CO2排出量の削減に貢献します。

創意工夫

首都圏と北陸地域の新たな架け橋となる新幹線にふさわしい車両を目指すにあたって、コンセプトは「”和”の未来」にしました。これは「日本の伝統と最新技術の融合により新たな価値を生む」と「和風の空間に集うことで得られる心地良さ」を表現するため、首都圏と北陸新幹線沿線を結び、日本の伝統文化と未来をつなぐという意味を大切にしました。また、北陸新幹線の金沢延伸区間には、急勾配区間や電源周波数切替、そして日本で有数の豪雪地帯に対応するための車両を開発する必要がありました。そこで安全性を追求したブレーキ、50/60Hz両方に対応可能なシステム、雪の多い区間を走行するための耐寒耐雪構造の機器・車体を開発しました。また首都圏と北陸地域を結ぶ新たな新幹線としてお客さまのニーズにお応えするため、すべての座席分のコンセントを設置導入し、車内ではすべての洋式トイレに洗浄機能付き暖房便座を採用しました。

仕様

北陸新幹線区間には、急勾配区間や電源周波数切替、日本で有数の豪雪地帯に対応するため、安全性を追求したブレーキ、50/60Hz両方に対応可能なシステム、雪の多い区間を走行するための耐寒耐雪構造の機器・車体を導入しました。また首都圏と北陸地域を結ぶ新たな新幹線としてお客様のニーズにお応えするため、すべての座席分のコンセントを設置導入し、車内ではすべての洋式トイレに洗浄機能付き暖房便座を採用しました。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

北陸新幹線開業後、東京駅から金沢駅で営業運転を開始します。
※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

審査委員の評価

担当の審査委員

山田 晃三根津 孝太羽藤 英二原 研哉森口 将之

評価コメント

北陸らしい伝統文化を感じさせる良質なデザイン。対象線区特有の急勾配、電源切替、豪雪地帯に対応するために最新技術が導入されると共に、女性専用トイレなどを配置するなど高いサービス水準を実現している。
このページの画像、テキストの無断転載を禁じます。©JDP All rights reserved.

同年度の他の受賞対象

「西日本旅客鉄道株式会社」の他の受賞対象

「東日本旅客鉄道株式会社」の他の受賞対象

JOIN US!
メールマガジンのご登録はこちら
Tokyo Midtown Design HubGOOD DESIGN STOREGOOD DESIGN MARUNOUCHI

グッドデザイン賞は、公益財団法人日本デザイン振興会が運営しています。

当ウェブサイトのご利用には、クッキーを使用しています。「同意する」ボタンを押すと、引き続き当ウェブサイトのすべての機能をご利用頂くことができます。クッキーに関する情報や設定変更は、クッキーポリシーをご覧ください。