受賞ギャラリー
2013
グッドデザイン賞
イージーチェア
ボス イージーチェア ELC51A ELC51W
受賞対象の詳細
使用する空間と、その使い方に制約が少なく、新しい暮らし方の感じられる提案をイージーチェアで表現する。寛いだ座り心地の追求は当然のことながら、永い時をかけ成長した木の優しさ・温もりを感じながら、長時間使用した際の姿勢などの変化に対応すべく、より自由な姿勢での使用を想定した椅子。
※ 自動翻訳サービスDeepLを利用して生成されたテキストの場合があります
デザイナー
柏 木工株式会社 デザイン室部長 牛丸 敏彦

詳細情報
発売
2010/09/01
価格
85,050円 〜 127,050円
販売地域
国内・海外共通仕様
デザイナーの想い
「自由に座る・自由に使う」をコンセプトにし、どの様な生活空間にも馴染む、優しくシンプルなイージーチェア。寛いだ座り心地の追求は当然のことながら、永い時をかけ成長した木の優しさ・温もりを感じながら、長時間使用した際の座る姿勢の変化などに対応すべく、より自由な姿勢での使用を想定した椅子です。
使用者、社会等への取り組み
「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること
リビングで過ごす時間の長さやその時々の体調などにより、座る姿勢は実に様々です。この椅子が兼ね備えた、ゆったりした座面と、適度なサイズの背面からアーム部にかけては、より自由でリラックスした座る姿勢を提供できます。又、木部に手を触れると木の温もりや優しさを感じることが出来ます。
「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること
周りの環境になじむ、丸みを帯びたおおらかなデザインと、持ち運びやすさを兼ね備えた全体のフォルムは、家具の配置の自由度を高め、リビングルームに限らず、寝室やダイニングルームなど、暮しの中でより積極的な「お気に入りの場所」作りに貢献します。
「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること
イージーチェアとしてこの椅子が持つ機能、デザイン両面の自由さは、リビングルームに限らず寝室やダイニングルームの家具の構成に変化を生みます。又、個人のための椅子(パーソナルチェア)としての所有欲を刺激し、イージーチェア市場の活性化につながると考えています。
「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること
木は永い時をかけて成長します。この椅子も木が成長した同じ年月を愛用していただける、強度とデザイン、座り心地を追求しています。又、クッション部は張替え、木部は修理が出来るよう体制が整っていますので安心して使用していただけます。
どこで購入できるか、
どこで見られるか
Jホームスタイル 東京・名古屋・大阪 暮しのギャラリー 高山
※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。
審査委員の評価
担当の審査委員
五十嵐 久枝橋田 規子服部 滋樹吉田 龍太郎
評価コメント
日本の住空間のリビングスペースを構成するべく、ソファーに変わり新しい動きや遊びのあるリビング空間を創造する個性的なイージーチェアとして、寛ぐことのできる低い座面の座り心地の追求と、木の優しさ・温もりを大切にしながら、長時間使用した際の姿勢などの変化に対応し、自由な姿勢での使用を想定した新しいタイプのリビング用イージーチェアとして評価した。背面と座面のラウンドした丸い形状に合わせるように背中から回り込むように円弧を描くアームは肘を支え、全体のキャラクターと優しい表情を生み出すと同時にリビング空間に自由な動きと優しい表情を作り、配置により様々なシチュエーションに対応する。リビングだけでなく、ラウンジスペースなどのパブリックスペースでの使用の可能性を感じる点も評価した。
