受賞ギャラリー
2022
グッドデザイン賞
ユニットバスルーム
Panasonic ユニットバスルーム BEVAS
分類タグ
インテリア/エクステリア
事業主体名
パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社
受賞番号
22G100755
受賞対象の詳細
BEVASは「人も、お風呂も、美しく。」をコンセプトに、浴室空間の清掃性やユーザビリティの向上を図るだけでなく、質感や仕上げといった本質的な価値追求にもこだわることで、ひとが最も自分らしく居られる空間を目指したパナソニックバスルームのスタンダードモデルである。
※ 自動翻訳サービスDeepLを利用して生成されたテキストの場合があります
デザインのポイント
- 2つの機能を1つの部材に集約することで、よりノイズのない洗練された浴室空間を実現。
- 3Dプロテクト技術の細部にまで及ぶラッピングにより、清掃性と素材の表現力の両方を向上させた。
- 暮らしを想起させるコミュニケーションデザインの徹底による、購入時のユーザー体験の高品質化。
プロデューサー
パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社 水廻りシステム事業部 松下芳朗
ディレクター
パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社 デザイン‧コミュニケーションセンター 渡辺 雅純
デザイナー
パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社 デザイン‧コミュニケーションセンター 中内萌木 吉池静枝 神徳正章
発売
2022/08/01
価格
1,443,750円 〜 2,269,850円 (1616サイズ)
背景
ここ数年で大きく生活様式が変わり、家で過ごす時間が増えた人も多い。バスルームという場所は落ち着いて過ごせる貴重な空間であり、今まで以上に有意義な空間になる必要があると考えた。一方で、多くの人が使用するスタンダードクラスのバスルームではこれまで、わかりやすく良さが伝わる清掃性能への技術進化にこだわってきたが、人が心を休める空間づくりのためにはそれ以上のものが必要だと考えた。そこで、これまでの清掃性やユーザビリティ、品質へのこだわりに加え、素材や質感といったエッセンシャルな良さにこだわったバスルームをスタンダードモデルでつくることで、理想的な浴室空間を手にする人を増やし、広く日本の住環境の向上に貢献したいと考えた。また、機能説明に傾注していたコミュニケーションデザインの見直しを徹底することで、購入時のユーザー体験の高品質化を目指した。
経緯とその成果
①シャワーヘッドに対しては掃除モード(高い水圧による清掃機能)を、カウンターに対しては照明によるライトアップ機能を付加するなど、2つの機能を1つの部材に集約することで、空間を構成する要素を増やすことなく機能を増やし、利便性も高い洗練された浴室空間を実現。②質感や仕上げといったエッセンシャルな部分にこだわるために3Dプロテクト技術を採用。従来は再現できない部位まで素材表現が可能になったと同時に、浴槽エプロンや床の細部までラッピングすることができるため、更なる清掃性の向上にも寄与。③ユーザーそれぞれがストレスなく理想とするバスルームの想起・検討・購入ができるように、機能説明に傾注していたカタログやWEBサイト等の見直しを図った。使用する写真やスタイリング、レイアウトからフォント制作まで、多岐にわたる徹底したコミュニケーションデザインにより、ユーザー体験の質向上に貢献。
仕様
サイズ:2150×1600×1600mm(1616サイズ/内法寸法) 重量:350kg(1616サイズ/総重量)
※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。
審査委員の評価
担当の審査委員
田子 學小林 マナ寺田 尚樹橋田 規子
評価コメント
システムバスルームは製品の機能として、水じまいや清掃性が重要視されるが、そのことよりも、人がリラックスできる空間であることを忘れてはいけない。本製品はストレスなく滞在できる浴室を目指して様々な工夫をしている。3Dプロテクト技術の細部にまで及ぶラッピングにより、清掃性と素材の表現力の両方を向上させている点も評価できる。
このページの画像、テキストの無断転載を禁じます。©JDP All rights reserved.