受賞ギャラリー
2021
グッドデザイン賞
グループ事業横断ロイヤリティプログラム
セブンマイルプログラム - マイルをためてお得な特典と交換しよう
分類タグ
システム/サービス
事業主体名
株式会社セブン&アイ・ホールディングス
受賞番号
21G161451
受賞対象の詳細
セブン‐イレブン 、イトーヨーカドー、デニーズなどセブン&アイ系列店舗のお買い物やお食事で税抜200円ごとに1マイルがたまり、たまったマイルを様々な特典と交換できるグループ事業横断のロイヤリティプログラムを設計。老若男女あらゆるリテラシーの方に配慮しマイルをためる・つかう体験にフォーカスしたシンプルなUX/UIを実現。
※ 自動翻訳サービスDeepLを利用して生成されたテキストの場合があります
デザインのポイント
- マイルをためる・つかう体験にフォーカスして機能を削ぎ落とし、誰でも使いやすいシンプルなUXを実現
- マイル残高推移のアニメーションなどのインタラクションを提供し「日々マイルが貯まっていく」実感を提供
- 様々な特典をラインナップし、検索のユーザビリティにこだわることで特典交換へのモチベーションを喚起
プロデューサー
株式会社セブン&アイ・ホールディングス デジタルマーケティング部シニアオフィサー 伏見一茂+アクセンチュア株式会社 インタラクティブ本部マネジングディレクター 浜野雅之/シニアマネジャー 桂屋正明
ディレクター
株式会社セブン&アイ・ホールディングス デジタルマーケティング部オフィサー 中嶋篤史、芹澤紀恵+アクセンチュア株式会社 インタラクティブ本部 Fjord Tokyo共同統括 番所浩平
デザイナー
アクセンチュア株式会社 インタラクティブ本部 Fjord Tokyo 竹石晶子、伊藤光
詳細情報
利用開始
2020/06
価格
(サービス利用にあたって、必要な利用料はなし。)
背景
コンビニエンスストア・スーパーマーケット・百貨店・専門店・レストランなど、業態や価格帯、展開チャネル(オンライン/オフライン)が異なる様々な店舗で横断利用可能な唯一無二のロイヤリティプログラムを設計するために、ユーザーリサーチやWebサイトのプロトタイプ検証を実施。セブン‐イレブン店舗で使用可能なクーポンや、動画サブスクリプションサービス、コンサートや各種イベントの参加権など、世代・性別を問わずあらゆるユーザーが、それぞれの嗜好・ニーズに合わせたマイルの使い方ができるように特典カテゴリーを拡充。貯まったマイルを使って、オリジナルエコバッグとの交換や、環境保全活動への寄付などが可能に。新たな特典をラインアップしたことで、ユーザーのニーズへの対応とサステナビリティを同時に実現。
経緯とその成果
2020年6月にリニューアルし、これまでに2,000万人以上の会員を獲得。子育て世帯の主婦層をメインターゲットに、いつものお買い物に楽しみやワクワク感といった付加価値を与える体験を提供。セブン&アイグループの複数店舗で買いまわりを実行することでマイル付与率が上がるなどのキャンペーンを開催することで、サービス展開前と比較してグループのさまざまな店舗を横断で利用されるユーザーが増加し、年間の購買金額に対しても押し上げ効果を実現するなどデザインの力でグループ全体のビジネスインパクトを創出。 2021年1月にはユーザー要望が特に高かったnanacoポイントへの交換サービスを開始し、セブンマイルをためる→つかうという、好循環がさらに加速している。 ( ※掲載されている情報は、2021年7月末日時点の情報です。)
仕様
セブン‐イレブン、イトーヨーカドー、そごう・西武 、アカチャンホンポ 、デニーズ、ロフト、オムニ7のモバイルアプリ経由でブラウザ利用できるグループ共通のロイヤリティプログラムのWEBサービス。SPA(Single Page Application)技術で実装することでページ間遷移や、アニメーション再生などの挙動でネイティブアプリ同等のインタラクションを実現し、高いユーザビリティを実現。
どこで購入できるか、
どこで見られるか
-
※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。
審査委員の評価
担当の審査委員
内田 友紀緒方 壽人太刀川 英輔長田 英知
評価コメント
グループ内の様々な事業を横断した大規模なロイヤリティプログラムを、事業者側の視点でなくあくまでユーザー視点にたって必要な機能のみに削ぎ落とし、シンプルでわかりやすく、また細部のインタラクションやアニメーションなども含めて完成度の高いUX/UIにまとめ上げている。リニューアル後に確実に会員数を伸ばしており、ユーザーからの評価の高さも伺える。
