GOOD DESIGN AWARD

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CC

2021

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
橋梁点検・検査用アルミ合金製検査路 [D-path(ディーパス)]
事業主体名
大同機材工業株式会社
分類
ランドスケープ、土木・構造物
受賞企業
大同機材工業株式会社 (千葉県)
受賞番号
21G090891
受賞概要
2021年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

2017年に国交省の道路橋示方書が改訂され供用期間が100年を標準とするよう通達され、橋梁の維持管理についての取り組みが変化して橋梁の点検を重視し、かつ損傷が軽微な段階で対策を実施する予防保全管理に移行してきました。メンテナンスフリーでアルミ合金製、LCC比較でも圧倒的に有利で景観も美しいモノの製品化を実現しました。

デザインのポイント
1.アルミ合金製のため、重量 約35kgf/m で、鋼製検査路に比べておよそ半分の重量
2.原則的にメンテナンスフリー(鋼製では30年に一度の架替え、FRP製では数年に1度のフッ素塗装が必要)
3.供用100年のメンテナンスコストは鋼製検査路「1」に対して本製品は0.77で、圧倒的に経済性が高い
プロデューサー

大同機材工業株式会社 代表取締役社長 トータルプロデューサー 加藤丈博

ディレクター

大同機材工業株式会社 常務取締役 エグゼクティブディレクター 船造優二

デザイナー

大同機材工業株式会社 取締役 チーフデザイナー 今一浩

詳細情報

https://www.daido-kizai.co.jp

発売
2021年4月1日
価格

120,000 ~ 200,000円 (1mあたりの目安金額)

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

背景

橋梁は、その多くが立地条件が厳しい環境(山岳地や海岸部、高所など)にあるため、従来型の鋼製やFRP製の検査路の場合、橋梁を点検するための検査路自体にも架け替えやメンテナンスが必要でした。これをほぼメンテナンスが100年程度不要な【オールアルミニウム合金製】とすることで、軽量で人力で設置が可能となり、さらに耐食性にも優れ、設置しやすい構造を施した製品を開発することで、国土強靭化の礎となる道路インフラを側面から支え、社会貢献を会社として成し遂げたいという切なる思いを込め、製品化いたしました。

経緯とその成果

本製品「橋梁点検・検査用アルミ合金製検査路 D-path」は、歩廊桁はもちろんのこと、手摺や踏板、落下防止のつま先板すべてをアルミで製作しています。アルミは加工性に優れデザイン自由度が高くなる半面、強度は鋼製と同程度とするために押出材の形状を内側にリブを設けるなどして強度を維持し、かつ経済性、施工性、耐候性、耐食のいずれも他の素材製品と比較して圧倒的に有利なものとなりました。 特に施工時の作業員への作業負荷軽減(軽量)や、点検時にヒトが載る際の安全、定期的なメンテナンスや紫外線劣化などがなく安心して長く使っていただけるように試行錯誤して2年かけて開発した製品です。 手摺や検査路本体ともに第三者機関「(一財)建材試験センター)」に委託して、NEXCO試験法440-2017に則り試験を行い、「NEXCO設計要領第二集 橋梁保全編3-7-2アルミニウム合金製検査路」の基準をクリアしております。

仕様

アルミ合金製(ボルトナットは、オールステンレスかつジオメット処理品)

どこで購入できるか、
どこで見られるか

大同機材工業株式会社
大同機材工業株式会社 公式ホームページ

審査委員の評価

鋼材からアルミ合金に変更することによる、重量や腐食の面での優位性は想像しやすいが、橋梁の検査路という過酷な設置、使用条件を考えれば、素材の変更がそれほど単純なものではないことが予想される。安全性や強度面の検討を重ね、それらの条件をクリアしたうえで、軽快な印象を与える簡潔なデザインとなっていることが評価できる。またメンテナンスサイクルが延び、結果として低コストになっている点も好ましい。

担当審査委員| 五十嵐 久枝   佐藤 弘喜   田子 學   藤城 成貴  

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