受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。
- 概要
現存する日本の公立美術館の中で最古の、日本趣味建築を代表する建築の改修増築計画である。美術館のいきいきとした姿を後世に残しながら現代のニーズに応える「保存と活用」をどのように成すべきかが課題であった。これからの美術館としての機能を満たすだけでなく、地域全体の人の流れを活発にする再整備を目指した。
- デザインのポイント
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1.魅力的な敷地内の環境と美術館を東西に貫通する動線を設け、地域全体の回遊性を高めた。
2.復原・再改修ができる可逆的な改修と、現代のニーズに応える大胆な改修を、個々の課題に向き合い行った。
3.本計画に対する将来の改修のために、現状の課題や解決策を整理し、記録を残した。
- プロデューサー
施主:京都市美術館(通称:京都市京セラ美術館)
- デザイナー
基本設計・監修:青木淳・西澤徹夫設計共同体/実施設計:松村組・昭和設計/施工:松村組
- 詳細情報
- 利用開始
- 2020年3月21日
- 設置場所
京都市左京区岡崎円勝寺町124番地