GOOD DESIGN AWARD

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2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
地域イベント [美濃和紙あかりアート展]
事業主体名
美濃和紙あかりアート展実行委員会/美濃市観光協会
分類
地域・コミュニティづくり
受賞企業
美濃和紙あかりアート展実行委員会 (岐阜県)
受賞番号
18G161278
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

美濃和紙あかりアート展は、1300年の伝統を誇る美濃和紙の普及促進と新たな可能性に加え、江戸から明治時代に「和紙」で栄えた商家の軒が連なる「うだつの上がる町並み」の活性化とブランド化を目的に、美濃和紙によるあかりのオブジェを一般部門と小中学生部門で公募し、全出展作品を「うだつの上がる町並」に2日間展示し審査を行うアートイベント。あかりが灯ると古の情緒ある町並に独創性に溢れた作品が融合し、ここにしかない情景を創り出す。24回の継続開催により、出展総数は、9,934点で美濃和紙に触れ愛着を持つ方は1万人を超えた。イベント後も優秀作品は、国内外で展示され美濃の知名度向上と観光客の増加に寄与している。

プロデューサー

美濃和紙あかりアート展実行委員会

ディレクター

美濃市観光協会

デザイナー

美濃和紙あかりアート展実行委員会

美濃和紙あかりアート展実行委員会

詳細情報

https://www.akariart.jp/

開催日
2018年10月6日
販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

創造力を湧き立たせ、新たな美濃和紙の可能性、新たな町の可能性、新たな人の可能性にあかりを灯す。

背景

景気が停滞していた平成6年は、低迷大型店の影響と消費者ニーズに応えきれない商店などにより中心市街地が衰退し「うだつの上がる町並」も魅力を欠き、活気のない町並みであった。そこで、美濃ならではの美濃和紙の新たな発信と、観光という切り口でイメージを一新する事業を行い、観光客等の交流人口を増加させ、賑やかで活き活きとした活力を感じる町並の実現を目指した。それは美濃の存在感を発信できるコト、それは新鮮であり、今までにない人を惹きつける文化をも創り出していくことが必要であった。そのために内的資源の美濃和紙、うだつの上がる町並、そこに暮らす人々と、外的資源としての新鮮な発想力、美的感性、著名な審査員とそのネットワークを融合することで、今しかない、ここでしかない美と感動を呼び起こす「美濃和紙あかりアート展」を誕生させた。そして何よりも大切なことは、市民自らが実践し誇りを持てる町を形成していくことであった。

デザイナーの想い

歴史的な町並と美濃和紙で「あかり」を融合すると「行燈」となりがちであったが、美濃和紙に灯るあかりの作品と町並で未だ見ぬ世界を創り出すこと、そして新しい文化と顧客を創出する「美濃和紙あかりアート展」とした。それは、人と人、人と町を繋ぐことで新しいまちづくり、人づくりの創出でもあった。その一つには、出展区分に小中学生部門を設けたことである。小中学生が親・兄弟・家族とともに美濃和紙に触れ、創り出す時を共に過ごし思いを共有し繋がること。更に、出展を体感することで、その情景を大人になり町を離れても恋人、友人や周りの人に語り、誇れる町を実感する、そんな町であり続けることを目指した。また、運営する市民の実行委員、ボランティアの中学生、市内外の高校生、大学生、社会人等があかりを通じて同じ思いで時を過し、実現することで繋がるとともに、この美濃で新しいコトへの可能性を感じることを目指したことである。

仕様

美濃和紙あかりアート展は、1300年の伝統を有する美濃和紙によるあかりのオブジェ(W600×D600×H700以内)を一般部門と小中学生部門で公募し、全作品を(昨年413点)を「うだつの上がる町並」(東西約450mの二つの通り、南北約120mの二つの通り)に2日間展示し来場者(約10万人)を魅了し融合美を創り出すアートイベント。入賞作品は、部門別の審査を展示会場で行い決定する。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

美濃和紙あかりアート館 岐阜県美濃市本住町1901-3
美濃和紙あかりアート展
美濃市観光協会インスタグラム
美濃和紙あかりアート館

審査委員の評価

まちなみを活かすあかりのイベント。適切な仕組みとクオリティがなければ地域イベントの継続は難しいが、本プロジェクトは四半世紀にわたって開催され続けてきており、地域に根付いていることがわかる。子どもからプロまで全国から参加できる間口の広さや、国内外の地域での展示や常設展などの広がりも評価された。

担当審査委員| 岩佐 十良   伊藤 香織   太刀川 英輔   並河 進   服部 滋樹  

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