GOOD DESIGN AWARD

閉じる
キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
持続的な完全循環型リサイクル事業モデル [窯業系サイディング 端材回収リサイクルシステムとプレカットサービス]
事業主体名
ニチハ株式会社
分類
社会貢献活動
受賞企業
ニチハ株式会社 (愛知県)
受賞番号
18G161231
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

住宅・建築業界が抱える大きな環境課題の一つに廃棄物処理がある。当社主力製品の窯業系サイディングは今や新設住宅外壁の約8割に使われるスタンダード製品となった。製造・出荷段階において工場内プレカット方式の導入により発生する端材の発生を大幅に低減する取り組みをスタートさせ、施工現場で発生した端材を「広域認定制度」を活用した独自の物流ネットワークを通じて回収。製品への再利用に加え、全国11のセメント工場と提携することで自社リサイクル能力の成約を解消した。完全循環型のリサイクルシステムとして業界全体が抱える課題解決に寄与する。直近1年間の当システムによる処理実績は約27,000トン。

プロデューサー

ニチハ株式会社 取締役上席執行役員 吉田康則

ディレクター

ニチハ株式会社 調査部 平田英之

デザイナー

ニチハ株式会社 営業企画部 北村健太郎

詳細情報

https://www.nichiha.co.jp/company/recycle/index.html

日付はプレカットサービスの開始月
2017年12月
販売地域

日本国内向け

設置場所

全国4拠点の自社生産工場および福島県いわき工場内リサイクルプラント、全国11箇所の提携セメント工場

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

持続的な完全循環型リサイクル事業モデルへの取り組み

背景

国の環境政策において、産業廃棄物を発生させない循環型社会の形成が重要な課題となっている。建築業界においても「産業廃棄物の適正処理」が業界全体の環境課題の一つであった。今や新設住宅の約8割を占める建築材料としてスタンダードな製品となった窯業系サイディングも、施工現場では廃棄物(=端材)が発生している。循環型社会の形成のためには、現場で発生する廃棄物(=端材)の対策が急務であった。

デザイナーの想い

建材製造メーカーとして製造出荷段階での廃棄物(=端材)抑制ができないか?業界全体が抱える環境課題の解決策は無いか?単にプロダクトとしてのみならず、自社の有する設備・ネットワークを活かし、企業として環境課題に真正面から向き合うことで社会に貢献したいという強い思いで議論を重ねた。業界における端材回収ネットワークとしては最大級の規模である「広域認定制度」を活用した当社リサイクルシステムでは、収集運搬事業者として800社を超える協力会社が環境省へ登録・稼働している。現状2~3割に留まっているリサイクル率は、将来的にリサイクル率100%(12万トン/年)を目標にしている。持続可能な完全循環型事業モデルとして更なる成長を遂げることが、業界全体が抱える環境課題の解決に繋がっていくものと確信している。

仕様

製品出荷前のプレカットにより、廃棄物となる端材の発生を大幅に低減させるとともに、施工現場で発生した端材を「広域認定制度」を活用した独自の物流ネットワークにより回収。自社製品への再利用に加え、提携するセメント工場で再資源化を行う体制を確立した。完全循環型のリサイクルシステムとして業界全体が抱える課題解決に取り組んでいる。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

ご注文の際にプレカットサービスをご指定いただくことができます。(一部地域・商品を除く)
ニチハ株式会社ホームページ 環境への取り組み

審査委員の評価

窯業系サイディングが新設住宅の8割を占める外壁材となっている反面リサイクル率が低い現状に対して、製品加工プロセスやセメント工場との連携などによって総合的にリサイクル率を高めようとする取り組みは意義あるものである。まだリサイクル率が低いので、今後更なるリサイクル率の向上と、リサイクル用途の製品開発にも期待したい。

担当審査委員| 岩佐 十良   伊藤 香織   太刀川 英輔   並河 進   服部 滋樹  

ページトップへ