GOOD DESIGN AWARD

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CC

2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
消防管制指令システム [FUJITSU Public Sector Solution 総合消防システム]
事業主体名
富士通株式会社
分類
社会基盤システム/インフラストラクチャー
受賞企業
富士通株式会社 (神奈川県)
富士通デザイン株式会社 (神奈川県)
富士通アプリコ株式会社 (神奈川県)
受賞番号
18G151194
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

本システムは消防局の通信指令室で、指令員の消防指令業務(通報受付と指令)を支えるシステムです。 ひとたび火災や救助、災害が起きれば、1分1秒が生死をわけるため、指令員には迅速で正確な指令が求められます。 そのために本システムは ①通報受付から指令が3ステップでできる操作判断支援 ②高機能と簡単さを両立した操作性・印象性 ③大規模災害に備えたフレキシブルな機器・画面構成 を備えています。

プロデューサー

富士通株式会社 山田浩一

ディレクター

富士通株式会社 島森圭介、平野祐太+富士通デザイン株式会社 松永圭吾、内田弘樹、稲垣潤

デザイナー

富士通デザイン株式会社 小野田篤、中部三紗子、西田善彦+富士通アプリコ株式会社 吉田俊一、福田裕士

詳細情報

http://www.fujitsu.com/jp/products/network/managed

利用開始
2018年4月
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

119通報を受ける消防指令員の正確・迅速な指令を支援し、安心安全な暮らしを支えるシステム

背景

近年、東日本大震災、熊本地震をはじめ、日本における災害は多様化・大規模化しています。このような状況に対応するため、複数市町村の消防機能を統合する消防の広域化が進んでおり、1つの指令室が扱う地域が広がっています。 また、通報件数に占める携帯電話からの通報が増加(全通報の41%)しています。携帯電話のGPSだけでは、指令に必要な細やかな地点の情報が不足しているため、通報地点の聞き取りの負担が大きくなっています。 指令室の現場においては、指令員の世代交代に伴う異動や人員削減により、指令業務の負荷増加が課題となっています。 このような背景の中で、正確で迅速な指令を実現するために、指令業務を支える本システムには、大規模災害に対応できる柔軟性・指令に必要な判断の支援・わかりやすさの確保 がデザインに求められました。

デザイナーの想い

指令員へのインタビューや現場観察をする中で、指令員は決して間違いが許されない中で、瞬時の的確な判断が常に求めらるシビアな状況の中にいることを強く実感しました。デザインをする上でこだわったのは、指令員が感じる不安や負担を減らすこと。それを実現するために、指令台画面の操作性・機能だけでなく、指令台の機器構成の工夫、大型表示盤の見やすさなど、指令システム全体のデザインに取組みました。 本システムは、指令員の迅速で正確な指令をサポートすることで、その先の現場で活動する隊員の力を引き出し、救助を待つ傷病者の命を救う事につながります。このシステムが一人でも多くの市民の命を救うことを願っています。

仕様

システム概要:消防局通信指令室と現場をつなぎ、「安心・迅速・確実」な消防・救急活動を支援するシステム   主なシステム構成:指令システム(119番通報受付、出動隊編成、消防署への指令) 消防支援情報システム(予防・警防・総務業務支援) デジタル無線システム(指令センターと現場間の安定通信)  運用環境:各自治体の消防通信指令施設内

どこで購入できるか、
どこで見られるか

福井市消防局情報管制センター

審査委員の評価

緊急時における作業の正確性・効率性・ストレスのリスクを具体的に昇華解決している点を評価した。正確性では情報表示の自動化と導入のわかりやすさ、効率性では4台のモニターを1人で使用する通常から緊急時に2人、4人で分けて使用することが可能な構成としてフレキシブルな対応を可能にしていること、作業ストレスの軽減ではUI,UXのデザインが功を奏している。表面的なデザインではなく、基本的な課題から見直し価値を創生したデザインを評価した。

担当審査委員| 廣田 尚子   佐々木 千穂   田中 仁   深津 貴之   水野 祐  

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