GOOD DESIGN AWARD

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CC

2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
住宅 [白樺並木]
事業主体名
土屋 久臣
分類
戸建て住宅
受賞企業
クリ英ター永和株式会社 (福井県)
受賞番号
18G100840
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

豪雪地域である福井県大野市の里山に寄り添い暮らす3世帯家族が築100年の旧家を建替えた住宅です。次世代の性能を備えつつ地域的な自然エネルギーを積極的かつ融和的に落とし込み、里山との暮らしの中で先人たちが築いてきた営み方を変えることなく活き活きとより快適に、木のぬくもりを感じながら永く安心して暮らせる住まいとなっています。「強化外皮基準」の断熱性能と、里山の間伐材が燃料の薪ストーブ、夏場裏山から吹下す冷風を取入れることにより、結果として1年を通しエアコン要らずの家となりました。自然環境・街並み・暮らしといった地域性と次世代の性能・耐久性の共存がこの住宅のテーマとなっております。

プロデューサー

クリ英ター永和株式会社

ディレクター

クリ英ター永和株式会社

デザイナー

木村 次郎

詳細情報

http://www.creatorhome.co.jp/

利用開始
2017年7月
販売地域

日本国内向け

設置場所

福井県

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

里山での暮らし・街並み・自然環境を考慮した次世代に住み継ぐ住まい。

背景

「曽祖父が建てた築100年の旧家を解体し3世代ぶりに家を建替えるため、次の100年へ受け継がれる家を」との施主の想いで建てられました。「次世代に家を住み継ぐ」という考えが希薄になっている昨今、家は30年程度で建て替えられるケースが多く見られます。構造の耐久性を持たせ、愛着の湧く素材を使用することにより、必要な修繕と設備の交換等で家を永く住み継ぐことができます。 建替えにあたっては、築100年の旧家は生活動線・間取り・収納・陽当たり・性能等の面で現在の暮らしにはそぐわなくなっておりました。それらを一から見直しデザインすること、現代の性能と地域的な自然エネルギーを融和させることを念頭に置き、一律的な住宅ではなくその家族と地域に則して建てることが結果としてその地域の街並みを形創ることになります。

デザイナーの想い

収穫した農産物をおばあちゃんが天日干ししたり、かまどで炊いた赤飯を頂いたりと昔からの日常の暮らしを目の当たりにし、この暮らしと風景はこの先100年も受け継がれるべきと感じました。豪雪地域という厳しい環境の中でも3世帯がそれぞれの役割をはたしながら暮らしている中で、100年前に実現できなかった家の性能と、100年前から変わらずある自然環境・暮らしを融和させ、里山での暮らしを変えることなくより安心して快適に暮らせていただけたらとの想いで設計に携わらせて頂きました。

仕様

在来軸組み工法 木造2F建て 延べ床面積:69.29坪 建築面積:46.87坪

審査委員の評価

旧家の佇まいを継承しつつ、次の100年に向けて住み継いでいける住まいをつくることを目標とし、丁寧にデザインされている。地元工務店が、一定の住環境性能を担保しながら、地域の自然環境や風景、暮らし方に寄り添う家づくりを行っており、非常に好感が持てる。今後ともこのような誠実かつ良質な家づくりを続けてほしいと願う。また、地元工務店として、住まい手とともにこの住宅に末長く関わりを持つことで、住まい方や時代の変化に合わせて改変しながら、住み継がれる家の実現に寄与されることを期待したい。

担当審査委員| 仲 俊治   小見 康夫   手塚 由比   栃澤 麻利  

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