GOOD DESIGN AWARD

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2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
京急品川駅列車発車案内表示システム [列車発車案内表示システム]
事業主体名
京浜急行電鉄株式会社
分類
社会基盤システム/インフラストラクチャー
受賞企業
株式会社京三製作所 (神奈川県)
受賞番号
18G090814
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

ユニバーサルデザインを目指した発車案内システムです。大型液晶ディスプレイを用いて情報を発信し、旅客が利用したい列車の運行状況やその列車の停車駅などが確認しやすい仕組みとなっている上、列車がホームに到着する時など注意喚起が必要な際は誘目度合いの高い表現方法を取り入れています。また文字の書体には可読性の高いUDフォントを使用し、目の不自由な方に配慮した音声アナウンスと外国人旅行者や耳の不自由な方への配慮から、おもてなしガイドも採用しています。おもてなしガイドとは、YAMAHAが提供するアプリを利用したサービスで、アナウンスをスマホに聞かせると自分が指定した言語で内容確認ができます。

ディレクター

株式会社京三製作所 信号事業部 情報技術部 部長 小出浩

デザイナー

株式会社京三製作所 信号事業部 技術企画部 テクニカルエキスパート 朝岡純⼀/株式会社京三製作所 信号事業部 情報技術部 上田義則

詳細情報

https://www.kyosan.co.jp/product/infomation_system.html

利用開始
2017年7月18日
販売地域

日本国内向け

設置場所

京急品川駅(東京都)

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

列車発車案内のユニバーサルデザイン

背景

品川駅は、数多くの路線が乗り入れる首都圏有数のターミナル駅である。外国人旅行者の増加と羽田空港へ向かう目的で京急線を利用する旅客の増加に伴い、初めて利用する方や外国人、お年寄り、色弱者、耳の不自由な方など、誰にでも分かりやすい発車案内を提供する必要があった。2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会開催を目前に控え、益々羽田空港を利用する旅行者が増えることが予想され、旅客誘導の観点での交通インフラ整備が必要であった。

デザイナーの想い

発車案内のユニバーサルデザインは、今まで考えられていなかったわけではありません。しかしながら実製品を見ると十分とは言えませんでした。その中には日本語と外国語を並記しただけでユニバーサルと勘違いされているように思われる製品もありました。改めて外国人や障害者、高齢者や児童の目線で発車案内の情報表示はどうあるべきか思い巡らし、より受け入れやすい情報内容になることを目指しました。今後、ユニバーサルデザインの観点よりモノづくりに取り組むといった姿勢が、同類製品の設計でスタンダードになることを期待しています。

仕様

8種類合計8台の表示器を設置。改札口前の表示器では発車情報を表示、1番線ホームエレベータ前の表示器では発車情報を表示、その他のホームに設置する表示器では発車情報と停車駅案内を表示。表示器には60型もしくは55型液晶ディスプレイを使用。発車情報は、日本語・英語・中国語・韓国語で表記。停車駅案内は、日本語・英語・駅ナンバリングで表記。音声案内および『おもてなしガイド』にも対応。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

京急品川駅
株式会社京三製作所 インフォメーションシステム

審査委員の評価

行き先の異なる路線が同じホームに混在し、言語が異なる外国人が多い、案内の難しい駅において、ディスプレイの大型化と書体、色、レイアウトの見直しは効果的に働いている。またホーム上の大きな面積を使った表示や、おもてなしガイドというアプリを使った言語対応など、総合的にシステムとしてわかりやすい案内を作り上げているところが評価された。

担当審査委員| 寳角 光伸   朝倉 重徳   五十嵐 久枝   長町 志穂   Jongrae Park  

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