GOOD DESIGN AWARD

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CC

2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
水回り用品、食器 [ひのきのぷら]
事業主体名
株式会社光大産業
分類
キッチン用品
受賞企業
株式会社光大産業 (福島県)
受賞番号
18G040248
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

ひのきのぷらシリーズは木製品(桧製品)の製造過程で出てくる木屑を粉砕しパウダー状にしたものとプラスチック原料を配合して作られた新しい素材「桧バイオマスプラスチック」を使用した商品です。自然素材が約50%配合されているため、通常のプラスチック製品に比べCO2を約50%削減できます。また、桧に含まれる天然の抗菌成分の作用もあり、非常に高い抗菌効果を発揮するプラスチックとなっています。この高い抗菌効果を活かしヌメリや生ごみのにおいを軽減する水回り用品や安心して使用できる子供向け食器を開発しました。家事の手間を省き、親が安心して子供に使用できる商品となっております。

ディレクター

富永周平

詳細情報

https://www.kodaimokuty.co.jp/ja/products/hinokinopla

発売予定
2018年7月1日
販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

異素材との融合。

背景

スーパーでの集団食中毒事件で亡くなられた方がでたニュースを見て、衛生環境が良い日本でも食中毒で死亡してしまうことがあるのだと衝撃を受けました。弊社は木製品メーカーで桧製品を中心に製造しており、桧には天然の抗菌効果があることは分かっておりました。ちょうどその時に天然素材とプラスチックを組み合わせた新素材(バイオマスプラスチック)があることを知り、桧で作れば抗菌効果が発揮できると思い開発に取り組みました。また、フランスでは使い捨てのプラスチック容器を2020年より禁止し、生物由来の素材を50%使用することを義務付けるなど世界では環境保護に対する対策が進んでいる現状を知り、弊社としても何か将来の為に貢献できることはないかと考えこのバイオマスプラスチックで商品化をすることにしました。

デザイナーの想い

なぜ木工屋がプラスチック製品を開発したのか?それは、これまで培った技術を活かしながら今までにないものを世の中に出すことで、幾ばかりか社会に貢献できることが分かったからでした。木工屋にとって木は切っても切り離せない関係であり、これまでは森の恵みを使わせて頂いて業を営むことが出来ていました。しかしながら、森の恵みを頂くばかりでなく少しでも恩返しができないかと考えた時にこのプラスチックに出会い、木製品を作り、製造過程で出る木屑でプラスチックを作ることで、それがCO2削減へ繋がり、地球を守ることに繋がるということが分かりました。弊社の経営理念の1つである「地球に尽くす」ということが遂行できると確信し、プラスチックメーカーと協業しこの商品を開発しました。日本の環境保護に対する意識は世界に比べまだまだ差があるのが現状ですが、ひのきのぷらの普及と共にみなさんの環境に対する意識も高まることを願っています。

仕様

三角コーナーL 寸法:190×140×128mm、商品重量:152g、素材:桧バイオマスプラスチック 排水口ゴミ受L 寸法:φ140×45mm、商品重量:42g、素材:桧バイオマスプラスチック こどもスプーン 寸法:120×24×10mm、商品重量:11g、素材:桧バイオマスプラスチック こどもプレート 寸法:φ160×13mm、商品重量:73g、素材:桧バイオマスプラスチック

審査委員の評価

ヒノキ製品の製造過程で出る木くずを約50%利用することで、CO2削減のみならず高い抗菌力を実現している。またヌメリや匂いの軽減といった効果もあり、桧の木くずを上手く活用するグッドデザイン。トレーも綺麗に作られており、カラーリングなどについてブラッシュアップの余地があるのではとの議論もあったが、海外展開も検討中とのことで、CO2削減にとどまらない天然素材活用の取り組みそのものも評価された。

担当審査委員| 鈴木 元   井上 裕太   玉井 美由紀   渡辺 弘明   Alex Terzariol   Byung-wook Chin  

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