GOOD DESIGN AWARD

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CC

2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
木造コンビニエンスストア [ローソン ビナガーデンズ店]
事業主体名
小田急電鉄株式会社
分類
公共用の建築・施設
受賞企業
三井住友建設株式会社 (東京都)
住友林業株式会社 (東京都)
受賞番号
17G121119
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

■コンビニエンスストアを「憩えるランドマーク」へ。 ■大規模開発の中心に位置するコンビニエンスストア。 ■街区開発コンセプトの「憩う・くらす・育む」を象徴する存在を目指した。 ■コンセプト実現と社会的な要請である木材活用に貢献できる木造建築。 ■コンビニエンスストアのあり方の提言も含む「憩えるランドマーク」を提案。 ■事業主様、テナント様共に付加価値に共感していただいた。 ■国産杉をふんだんに使い、触れて香って感じることができる「木を魅せる木造」を選択。

プロデューサー

三井住友建設株式会社 事業開発推進本部 企画推進部 眞鍋耕次

ディレクター

三井住友建設株式会社 建築本部 第二設計ディビジョン ディビジョンリーダー 杉山光宏、アーキテクト 奥村幸弘

デザイナー

住友林業株式会社 木化営業部 エグゼクティブマネージャー 不破隆浩

Takahiro Fuwa

詳細情報

http://www.smcon.co.jp/solution/tekizai/mokuzo/

利用開始
2017年4月25日
販売地域

日本国内向け

設置場所

(ViNA GARDENS) 神奈川県海老名市めぐみ町5番1号

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

切妻屋根・深い軒・格子・黒い杉の壁。普遍的な木造のイメージを継承した親しみのあるコンビニ。

背景

この街で過ごす人々の生活に寄り添う機能を求められるコンビニエンスストア。木造建築としての外観上の大きな特徴となる切妻屋根デザインに加え、建物の外壁も国産天然杉の羽目板やルーバーを採用した。これは、木造建築らしさをデザインで表現するだけではなく、これらの木材は「お手入れ」をしながら大切に使っていくことで時間が経つにつれてより味わいのある建物となることが意図されている。コンセプトの具現化と共に大きな要件として耐火性能があり、これを満たすために最新技術によって開発された『木ぐるみFR』を採用。これにより、必要十分な耐火性能を有しながらも、天然木を現すデザインが可能となった。店舗内の中央部にも木の柱が設置されており、通常の店舗計画では売場内に柱が建つことは嫌悪されることが多いが、美しい国産天然杉の柱であるが故に「デザイン要素」として設置することができ構造的にも有利な計画とすることができている。

デザイナーの想い

最先端の技術を持って開発されるこのViNA GARDENSで働き暮らす人々は、高層建築や新素材に囲まれ過ごす時間が多くなるだろう。そんな環境の中、誰もが利用するコンビニエンスストア空間を木造の平屋で創る事により、より多くの人々に安らぎを感じて頂きたい。国産天然杉を壁や柱に使用している事は地球環境規模で考えると地産地消。このような取り組みを、日本中どこにでも存在するコンビニエンスストアで実現する事はとても重要な事だと考えている。その本物の木、お寺などでしか見かけないような太い柱などに触れ、木の香りを感じることにより、温かい気持ちになって、故郷の森・林、延いては地球環境のことに思いを馳せて頂きたい。外観や内装に加え、テラス席も設け、通勤通学の途中、昼間ゆったりとした時間帯にも、誰もが気軽にふらっと寄れる、ふらっと集まれる「コンビニエンスストアの形をしたコミュニティー」に育っていってほしい。

仕様

■小田急電鉄㈱の海老名駅前の大規模開発事業におけるコンビニエンスストア ■実質的コミュニティ醸成を目的とした建築 ■1時間耐火木造建築 ■平屋建てで延床面積は約200㎡ ■屋根形状は切妻屋根 ■外壁、軒天に国産天然杉の羽目板やルーバーを用いている ■積極的に木材を活用しながら、これまでにないコンビニエンスストア建築デザインを実現。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

ローソン ビナガーデンズ店
ViNA GARDENS [ビナガーデンズ]
<リリース>  〜中大規模の木造建築市場の創出と拡大を目指し〜 共同取組に関する業務提携契約を締結
木ぐるみFR

審査委員の評価

この国におけるコンビニは、単なる日常品の小売店ということを超えて、郵便物の集配地、公衆トイレ、金融機関、地域の拠点など、様々な役割を担っており、ある意味で最も公共的な施設のひとつであろう。ただ、チェーン店化しているために、内部のプランがオペレーション上、簡単には変更することができず、日本中で同じような建物が並ぶようになる。ここでは、その構造に着目。木造の耐火建築物という困難な条件を克服し、コンクリートと鉄でできた新たに誕生する街の憩いの場となるべく暖かみのある建築をつくっている。

担当審査委員| 五十嵐 太郎   浅子 佳英   遠山 正道   星野 裕司   安田 幸一  

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