GOOD DESIGN AWARD

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特別賞
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CC

2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

受賞対象名
小屋 [無印良品の小屋]
事業主体名
株式会社良品計画
分類
商品住宅/工業化住宅
受賞企業
株式会社良品計画 (東京都)
受賞番号
17G100950
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

特長としては、まず「小さくて広い」ことです。家や別荘ほど大げさではなく、旅ほど気楽でもないまっさらな小屋。部屋の中はおよそ9㎡とコンパクトですが、縁側や奥に向かって屋根の傾斜をつけることで、3~4人でも十分にくつろげる広さがあります。また、木材は100%国産。外壁は、造船業で古くから使われてきた杉材を焼いて強度を高める「焼杉」の手法に加え、オイルステインで仕上げることで、防腐性、耐久性を高めました。内装は好みの壁をつくることもできるよう、無塗装のまま仕上げています。床面はモルタルそのままで仕上げていることで、汚れやすい環境下でも土間のように気兼ねなく使え、凹凸がないので掃除も簡単です。

プロデューサー

株式会社良品計画 事業開発担当 生明弘好

ディレクター

株式会社良品計画 生活雑貨部 企画デザイン室 矢野直子

デザイナー

NAOTO FUKASAWA DESIGN 深澤直人

詳細情報

https://www.muji.com/jp/mujihut/

発売
2017年4月
価格

3,000,000円 (より(材料・施工費込み、オプション・法定費用は別途。))

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

はじまりの小屋

背景

日本各地では高齢化や人口減少により、地域コミュニティの危機を迎えています。廃校や遊休施設が年々増加し、その活用方法の模索が続いています。「無印良品の小屋」の展開にあたっては単に小屋を売るのではなく、里山里海コミュニティの創出につなげる取組みを目指します。その1つとして、廃校利用が挙げられます。具体的に、「無印良品の小屋」は千葉県南房総市にある廃校「シラハマ校舎」から展開をスタートさせました。シラハマ校舎では平日は都会で暮らし、週末は郊外で活動するための拠点とし、海外で定着している「菜園付の小屋」として展開します。

デザイナーの想い

小屋と聞くと魅力がある。別荘ほどでもない。キャンプほど単純でもない。小さな小屋があればいつでも自然の中に潜り込める感じがする。最小限のもので小さく暮らす。MUJIらしい暮らし方の提案です。

仕様

面積:[屋内]9.1㎡、[縁側]3.1㎡、構造:木造軸組工法、基礎:鉄筋コンクリート造・ベタ基礎、材料:[躯体] 構造用製材、構造用集成材(いずれも針葉樹)、[外壁] 焼き杉材、 [内壁] 構造用合板・ひのき材単板、[床] モルタル仕上げ、[屋根] 下地:構造用合板・アスファルトルーフィング、表面材:ガルバリウム鋼板、[引き戸、小窓] アルミサッシ、[断熱材] ポリスチレンフォーム(屋根裏のみ)

どこで購入できるか、
どこで見られるか

無印良品 有楽町店

審査委員の評価

勾配屋根、焼杉の外壁によるこの小屋は、日本のどこに置かれてもその場所の景観を損なうことの無い、シンプルで優れたデザインとなっている。室内は9㎡とコンパクトだが、屋根勾配と縁側へ連続する開口により、広がりが感じられるように配慮されている。二拠点居住の拠点として、あるいはショップや趣味の空間として、この小さな小屋が持つ無限のポテンシャルにより、生活はより豊かなものになるであろう。「小屋のある暮らし」という新しいライフスタイルの提案に取り組んでいる点も評価したい。

担当審査委員| 手塚 由比   千葉 学   栃澤 麻利   Gary Chang   Shu-Chang Kung  

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