GOOD DESIGN AWARD

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CC

2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
デジタルペーパー [DPT-RP1]
事業主体名
ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ株式会社
分類
業務用情報機器
受賞企業
ソニー株式会社 (東京都)
ソニーイメージングプロダクツ&ソ リューションズ株式会社 (東京都)
受賞番号
17G050493
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

紙のような読みやすさ・書きやすさと、紙を超える使いやすさを融合したデジタルペーパーです。A4サイズの文書をほぼ原寸表示できるとともに、目にやさしく、小さな文字までくっきりと表示。さらに、紙の書き心地に徹底的にこだわり、ペン先の紙の感触まで再現しました。内蔵メモリーには約1万ファイルの文書が保存でき、パソコンなどのデジタル機器やネットワークとの連携も可能。大量の文書や資料を手軽に持ち歩き、業務の効率化に貢献できる、デジタル時代にふさわしい「読み書きのための新しい道具」を目指しました。

プロデューサー

ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ株式会社

ディレクター

ソニー株式会社 クリエイティブセンター 山田 良憲、大場 晴夫

デザイナー

ソニー株式会社 クリエイティブセンター 荻下 直樹、宮野 有子、東出 元輝、小林 翔、布施 基雄

発売
2017年6月
販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

(国内:ホワイト、北米:ブラック)

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

読み書きのための新しい道具

背景

大学教員や医師、弁護士など日頃から論文や文献を多く扱う職種の方は、たくさんの書類を持ち歩き、資料を読んだり、メモを書き込んだりしています。そのような方たちに向け、デジタルペーパーの特長を生かし、大量の文書を保存でき、紙のように読みやすく、自由に書き込めるツールを提供することで、業務の効率化を促し、ペーパーレス化に貢献できないかと考えました。開発に際しては、実際に前機種DPT-S1を使用している教育機関などに赴き、ユーザーの使用状況を細かくリサーチしながら、そこで得られた知見をプロダクトデザインやUI設計に反映していきました。

デザイナーの想い

リサーチを通じて「書くという行為は、ペン先の音や紙の触感によって人の創造力を刺激する素晴らしい行為だ」と考え、紙に書いている感覚を徹底的に再現しようと試みました。画面は一枚の紙が置かれているようなイメージを目指し、薄型化を追求するとともに、表面の段差や境目をなくしました。さらに、紙の書き心地を追求し、ペン先と描画位置の視差ズレを軽減し、ペン先への紙の摩擦感まで再現。鉛筆とボールペンの筆触をそれぞれ再現した2種類のペン先も用意しました。UIではデジタルならではの使いやすさを追求。ユーザーの作業効率を向上させるため、手書きのマークによる新しい検索機能を搭載したり、例えば資料を読みながらノートに書き込む作業ができるように2画面表示に対応しました。専用アプリを使ってパソコン内の文書のワイヤレス表示や、ネットワーク上の文書との同期化も可能にし、文書ファイルの閲覧・共有を容易にしています。

仕様

W224mm×H302.6mm×D5.9mm、約 349g

審査委員の評価

本物の紙のような薄さ、軽さ、使い勝手を追求したA4サイズのデジタルペーパーである。電子ペーパーとしての表示の読みやすさ、ペンによる気持ちの良い書き心地と、圧倒的な薄さと軽さを高い品質で両立させている。わずかな指がかりが設けられた背面の造形も美しく、紙のような手触りのよい上質な質感とあいまって、まさに紙のような存在感を放つ、デジタル時代における読み書きのための新しい道具として完成度の高いプロダクトである。

担当審査委員| 緒方 壽人   片岡 哲   手槌 りか   林 信行   Byung-wook Chin  

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