GOOD DESIGN AWARD

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CC

2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
神棚 [かみだな]
事業主体名
株式会社正木屋材木店
分類
生活・日用品、雑貨
受賞企業
株式会社正木屋材木店 (福島県)
受賞番号
17G030202
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

日々の感謝や心の拠り所として、神棚をお祀りしたい方のために新しいカタチをつくりました。 現代の住宅事情ではお祀りする場所や機会がなかなかないという声に応え、従来の神棚の在り方は変えず、伊勢神宮を立体模型から二次元にすることで、ミニマルなデザインが可能になり現代的な空間にも合う神棚になりました。住宅だけではなく店舗や会社などにもお使い頂ける、シンプルで場所を取らないデザインです。国産の檜を厳選して、木工職人が一つ一つ丁寧につくっています。

プロデューサー

株式会社正木屋材木店 代表取締役 大平宏之

ディレクター

株式会社正木屋材木店 取締役 大平祐子

デザイナー

mizmiz design 水野憲司

mizmiz design 水野憲司

詳細情報

http://i-moconoco.com

発売
2013年2月3日
価格

27,800 ~ 29,800円

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

お祀りする気持ちをカタチにして、身近に。

背景

私たちの住む福島県は、東日本大震災後で多くの方々が被災しました。被災地や警戒区域で復興活動を行う中で、日本人の自然観に立ち返る場面が多々ありました。 日本人は古来から四季折々の豊かな自然に感謝し、畏れ、尊び、そしてその中に神々の存在を感じ、お祀りしてきました。しかし現代の忙しない暮らしの中ではその意識が薄れつつあるのではないでしょうか。自然への感謝と畏怖を忘れないために、また日々の感謝や祈りの場として、自然や神様とつながる「神棚」を福島から発信できないかと思うようになりました。 昨今の住宅事情などで、神棚をお祀りする家も減ってきており、その存在や意味を知らない子どもたちも多いようです。日本の大切な心の文化を次世代につないでゆきたい、という私たちの思いを、デザイナーの水野憲司氏にデザインしてもらうことで、現代の暮らしにも無理なく溶け込む新しいカタチの神棚が生まれました。

デザイナーの想い

依頼を受けたときは、正直デザインして良いものかどうか不安でした。悩んだ末、一番大切にしたことは、神棚の基本的な思想は変えないということでした。伊勢神宮を模した社に御札を納めて祀るという伝統形式を、どのようにして現代の生活に合うコンパクトでモダンなデザインにするか考えました。まず、伊勢神宮の図面を忠実にトレースし、平面に再現し、そこから親しみの持てる神宮となるようアイコン化しました。神宮が3D→2Dになることにより、コンセプトであるコンパクトな本体デザインが可能となりました。また、神職の方々に意見を伺い、本筋から逸れてないか検証を重ね、神宮の中央に小窓を開けることも教えて頂きました。この小窓を通し、中の神様とつながることが出来るという発想を加えたことで、これは神棚であると言えるようになったと思います。

仕様

◆「むく」本体 H=300 W=118 D=40mm 500g ・国産檜  ・平置き用台  ◆「しろ」本体 H=280 W=120 D=38mm 550g ・国産檜 メラミン板 ・平置き用台付 ・壁掛け用フック付

どこで購入できるか、
どこで見られるか

蔦屋家電 玉川髙島屋 横浜そごう 池袋西武 産経デジタルショッピング
マガジンハウス/コロカル「いわき発、木工のプロがつくる新しい神棚のかたち」
excite ニュース「家の中に“場”ができる!現代生活になじむミニマルな神棚」
イギリス「CHRISTIE'S」

審査委員の評価

現代の住宅事情を考えると神棚を設置することは容易でない場合は多い。お祀りするということは気持ちから生まれることなので、現代の暮らしに合わせながら神棚の基本的な思想は変えてないという本製品は、神棚の一つの在り方かもしれない。非常によく作り込まれた木のディティールにより、お祀りするにふさわしい対象として仕上げられている。

担当審査委員| 柳原 照弘   池田 美奈子   松本 博子   みやけ かずしげ   Andrew Pang   Hui ming Tong  

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