GOOD DESIGN AWARD

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2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

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受賞対象名
充電式の耳かけ型補聴器 R4シリーズ [Panasonic 補聴器 WH-R47、WH-R45、WH-R43]
事業主体名
パナソニック株式会社
分類
装身具
受賞企業
パナソニック株式会社 (大阪府)
受賞番号
17G010001
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

充電式で、高齢者にも使いやすい耳かけ型補聴器。煩わしい小型電池の交換が不要となり、ケースに置くだけで簡単に充電できる。ケースから取り出すと自動で電源が入るため、小さなスイッチを操作しなくても、装着するだけで快適な聞こえが得られる。音量・音質調整も、リモコンやスマートフォンアプリケーションを見ながら直感的な操作を実現。また、テレビアダプターを使用することにより、テレビの音を無線でクリアに聞くことができる。使いやすさをカタチにして、リラックスした気持ちで補聴器を着ける楽しみを提案した。これまで使用をためらっていた高齢の難聴者の方にも補聴器を使用いただき、安心して前向きな日常生活を送っていただける。

プロデューサー

パナソニック株式会社 アプライアンス社 ビューティ・リビング事業部+パナソニック補聴器株式会社 代表取締役社長 畳谷一郎

ディレクター

パナソニック株式会社 アプライアンス社 ビューティ・リビング事業部 パナソニック補聴器株式会社 事業本部 片山崇

デザイナー

デザインスタジオエス 柴田文江

詳細情報

https://panasonic.jp/hochouki/products/R4/

発売
2017年10月
価格

398,000 ~ 790,000円 (両耳、リモコン、充電ケース含む)

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

デザインキーワードは「relax」。よりリラックスした着け心地で、愛着を感じるカタチに表現した。

背景

補聴器を必要とする難聴者の多くが、高齢者である(74歳以上の41.6%が難聴と関連性あり。出典:JapanTrak 2015)。一般的に、加齢とともに細かな作業が困難になる傾向にあるため、高齢のユーザーは補聴器の着け外しや、ボタン操作時に苦労している。日本補聴器工業会の調査によると、難聴者が補聴器を使用しない理由として、わずらわしい(42%)、恥ずかしい(25%)、形やデザインがよくない(12%)、視力や握力に問題がある(12%)などが挙げられている。特に、日本では、補聴器の装用を人に知られたくない意識が高く、小型で耳に隠れるタイプが好まれている。そのため、構成部品も小型化が必要となり、小さな電池の交換が難しく、使用を諦めてしまう場合もあった。このような背景から、より操作性に優れた補聴器が望まれており、使いやすさを形に表現したデザインに取り組んだ。

デザイナーの想い

同社G3シリーズと同じコンセプトで、使うことへのバリアをなくすために、心地よく快適なモノの在り方を求めた。耳の後ろで見えにくいため、よりリラックスした装用感、着け心地を目指した。具体的には、従来の補聴器にみられるシャープな印象ではなく、より身体性にフィットするような柔らかく優しいカタチを表現した。色に関しても情報機器のようにメタリックやハードな色調ではなく、メガネや洋服のように毎日使う身近なモノに感じられるように、トーンが落ちた5色のソリッドカラーを提案した。これまでの補聴器より、日常生活の感覚で手に取って使いたくなるカタチをデザインし、補聴器を「前向きな気持ちになるモノ」として、豊かなシニアライフを応援したい。

仕様

煩わしかった電池交換を不要にするなど高齢者にも使いやすい設計を特徴とした充電式耳かけ型補聴器。スイッチ類もリモコンやスマートフォンに集約し、手先が不自由な方でも簡単に補聴器の音量・音質を操作できる。丸みがある「やさしい」かたちで、前向きな気持ちで使用できるようにデザインした。長さ 39 × 幅 19 × 厚さ 9 mm・約3 g

どこで購入できるか、
どこで見られるか

パナソニックショップ、パナソニックのエイジフリー、パナソニック補聴器直営店、補聴器専門店、眼鏡販売店
パナソニック補聴器 取扱い販売店のご案内
パナソニックショップ(補聴器取扱店)
パナソニックのエイジフリー

審査委員の評価

超高齢化社会を迎える中、補聴器という万人が必要とする製品のあり方を提案している点で意義深い。システムからケースまで統一的なデザインの思想が貫かれており、形状、素材、機能のバランスが優れていて大変美しい。特に、レシーバーの機能により、TVなどからダイレクトで音が送られてくるため、家族と同じボリュームで一緒に楽しめるなど自然なライフスタイルを実現する技術と言える。

担当審査委員| 鈴木 啓太   安東 陽子   原田 祐馬   山本 秀夫   Jung-Ya Hsieh  

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