GOOD DESIGN AWARD

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CC

2016

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
広場及びまちづくり活動 [「みなまき みんなのひろば」の参加型広場整備およびエリアマネジメント拠点「みなまきラボ」]
事業主体名
株式会社相鉄アーバンクリエイツ
分類
地域・コミュニティづくり/社会貢献活動
受賞企業
株式会社相鉄アーバンクリエイツ (神奈川県)
相鉄ホールディングス株式会社 (神奈川県)
横浜市 (神奈川県)
受賞番号
16G151182
受賞概要
2016年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

南万騎が原駅は駅と街に約4mもの高低差があり、これまで駅と街が分断していました。そこで、南万騎が原駅周辺リノベーションプロジェクトでは、この場所が街の活動拠点となるように駅前広場整備というハード面の整備を進めながら、みなまきラボというエリアマネジメントの活動拠点を創出するという試みを行っています。広場は4mの高低差を利用した緩やかな棚田状の広場空間としてデザインし多様な活動が同居できる空間作りを目指しました。また、駅前広場整備に際しては、南万騎が原のまち全体を紹介するサインを地域住民や子供達と共同で制作し広場の床に埋め込むなどのエリアマネジメント活動を、計画段階から取り入れて進めました。

プロデューサー

株式会社相鉄アーバンクリエイツ 常務取締役 左藤誠

ディレクター

株式会社相鉄アーバンクリエイツ 開発事業部 沿線まちづくり担当 課長 山本栄市+株式会社INA新建築研究所 設計部長 小針純

デザイナー

株式会社スタジオゲンクマガイ 代表取締役 熊谷玄+株式会社オンデザインパートナーズ 代表取締役 西田司+横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院 准教授 野原卓

株式会社 スタジオ ゲンクマガイ代表 熊谷 玄

詳細情報

http://stgk.jp/works/minamimakigahara/

利用開始
2015年9月
設置場所

横浜市旭区柏町127番地

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

えきとまちをつなぐ街の舞台。この街に暮らす全ての人々が集うことのできる環境と仕組みを駅前に創出する。

背景

相鉄いずみ野線沿線地域では、郊外住宅地の少子高齢化や若年層流出等の地域課題に対し、公民学が協働し、地域の資源や魅力を活かしたまちづくり「相鉄いずみ野線沿線 環境未来都市」の取組を行っています。開業40年を経過した南万騎が原駅前は、「南万騎が原駅周辺リノベーションプロジェクト」に合わせ、子育て・高齢者支援機能や多世代向けの住居を導入すると共に、幅広い世代が交流できる駅前広場と活動拠点を計画しました。

デザイナーの想い

駅前というパブリックスペースをただ整備するだけではなく、その制作過程に参加し、使う為の仕組みや組織が同時に作られ、一人一人の参加意識を高める為のプログラムが実行されることで、本当の意味でのパブリックスペースが生まれると思っています。そうやって生まれたこの駅前広場が、この街に住む人にとって「まちの居場所」となり、そこで繰り広げられる活動がまちを作っていく。そういう風景のデザインだと思っています。

企画・開発の意義

40年前、郊外のベットタウンとして生まれ、今街全体のリノベーションが進む南万騎が原において、駅はこれまで以上に「まちなかの居場所」として機能すべきだと考え、広場というパブリックスペースやみなまきラボという活動拠点を設けることで、これまでの住民・これからの住民・事業者・行政など街に関わるあらゆる人が向き合える場所を提案・提供しました。これらを通して、街中での活動が活性化されることを期待しています。

創意工夫

駅と街に約4mもの高低差が存在する南万騎が原駅は、これまで急な階段や坂道で駅と街が分断していました。そこで、これらを解消し開かれた駅前広場とするべく、駅と街を結ぶ緩やかなスロープを通した上で、その他の部分を棚田状の広場空間としてデザインしました。段状につらなるスペースは、イベントをしたり、座って休んだり、子供たちの遊び場になったりと、多様な活動を同時に受け止める居場所として生まれ変わりました。また、駅ができた当時よりある巨大な樹木を残すことで、良好な木陰をもたらしています。広場には、この街のおすすめの場所や、景色の綺麗なところなどを紹介したタイルが埋め込まれていますが、これらは、この街の変遷を見守ってきた大人たちと、この街に住む子供たちとが一緒になって街を探検し、タイルにして埋め込んでいます。広場を継続的に市民の居場所にするための活動拠点「みなまきラボ」を広場整備にあわせ開設しました。

仕様

面積:約1,500㎡

どこで購入できるか、
どこで見られるか

「相鉄ライフ 南まきが原」内のみなまきラボ(新しい街づくりを考え、発信する公民学連携拠点)
相鉄ライフ南まきが原 ホームページ

審査委員の評価

整備のプロセスに住民がしっかり参加できている点は評価できる。エリアマネジメントの中核施設として機能するためには、さらなる住民の参加と企業の協力が求められるだろう。

担当審査委員| 五十嵐 太郎   岩佐 十良   藤崎 圭一郎   並河 進   山崎 亮  

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