GOOD DESIGN AWARD

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CC

2016

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
国内線空港カウンター [ANA国内線出発カウンター]
事業主体名
全日本空輸株式会社
分類
公共用の建築・施設
受賞企業
全日本空輸株式会社 (東京都)
受賞番号
16G110972
受賞概要
2016年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

『すべてのお客様に、やさしく、わかりやすい、ANAの羽田空港出発カウンター』を目指しました。様々なお客様の状況に対応する為、目的別に「お手伝いが必要なお客様専用スペース」「自動チェックイン機」「自動手荷物預け機」「係員による手続きカウンター」の4つのゾーンとし、明確でシンプルなカウンターとしました。お手伝いが必要なお客様のゾーンは、最もアクセスしやすく、わかりやすい場所にレイアウトし、日本初の自動手荷物預け機も導入しました。また、大型でシンプルなピクトや文字、大きなサイネージ、4カ国語表記を徹底することで、すべてのお客様が搭乗までの時間をストレスなく過ごせるスムーズな動線と空間となっています。

プロデューサー

全日本空輸株式会社 代表取締役社長 篠辺修

ディレクター

全日本空輸株式会社+株式会社KUZE DESIGN 久世迅

デザイナー

株式会社KUZE DESIGN 久世迅

詳細情報

http://www.ana.co.jp/group/pr/201604/20160421.html

利用開始
2016年4月21日
販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

東京都大田区羽田空港第2旅客ターミナル

仕様

①カウンター幅:330m ②お手伝いの必要なお客様用の居室型設備:約150㎡

受賞対象の詳細

背景

2004年に使用を開始した羽田空港第2ターミナルは、バリアフリー対応や訪日旅客の増加、ICT等の新技術による自動化の進展といった近年の社会環境への対応が十分でありませんでした。2020年のオリンピック・パラリンピックに向けてはもちろんのこと、日本最大級の公共交通の要所として、もっと利用者にやさしく、わかりやすく、を目標に、『すべてのお客様』をコンセプトに新しい国内線出発カウンターを構築しました。

デザインコンセプト

ANA FAST TRAVEL[すべてのお客様にとって、やさしく、わかりやすい空港カウンター]

企画・開発の意義

空港には、飛行機に乗り慣れないお客様、お手伝いが必要なお客様も多くいらっしゃいます。また、訪日需要拡大による日本語が分からないお客様も増える反面、ご自宅で手続きを終え、空港では立ち止まらずに通過したいという旅慣れたお客様も益々増加しています。多様なお客様の飛行機利用が想定される中、『すべてのお客様』が、簡単・便利・ストレスフリーに利用できる環境を整えるべく、新しい空港カウンターを開発いたしました。

創意工夫

改修前は細切れのカウンターが25個程度あり、煩雑で分かりにくいレイアウトでした。新デザインは、機能ごとに大きく4つのゾーニングとし、ピクトや文字に加えカラーリングでも差別化し、一目で機能が分かるようにしました。最もアクセスし易い場所にはSpecial Assistanceカウンターを設置し、ベビーカーをお預けになるお客様、車いすをご利用のお客様が最短距離でスムーズな手続きが可能となりました。羽田空港は国内最大の基幹空港であり、特に横に長い空港のため、長手方向からの視認性を高める突出型サインと設置型サインも最大限大きなものを用意し、ピクトグラムも従来の4倍の大きさとしました。近くからの案内は、ピクトグラムと4カ国語の表現で幅広いお客様に対応しています。現場からの日々のアイデアを可視化することで様々なお客様のニーズにお応えし、空港と飛行機を利用することが楽しい、わくわくする空間を目指しました。

デザイナーの想い

空港は、時間帯、利用者、によって、様々な機能が求められます。そして、どんな状況でも、空港から始まる航空サービスを安心、安全に利用できることが目的です。そのために、複雑さやわかりにくさを如何に排除するか、を念頭にデザインしました。既存のサインとの整合性も考え、なるべく少なく、シンプルな要素で構成しています。そのうえで、明るく、開放感のある空間として、気持ちの良い旅の始まりを演出する事を目指しました。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

東京都大田区羽田空港第2旅客ターミナル

審査委員の評価

従来のカウンター機能に、新しく「自動手荷物預け機」を導入したことによって、手続きのフルオートメーション化ができるようになった。「どういう流れで、どこで何の手続きをするか?」が一目瞭然になるよう設計され、きわめてわかり易いデザインとなっている。

担当審査委員| 山梨 知彦   千葉 学   中村 拓志   星野 裕司   Lee Siang Tai  

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