GOOD DESIGN AWARD

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2016

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
大規模団地の建替住宅 [ヌーヴェル赤羽台D街区]
事業主体名
独立行政法人 都市再生機構
分類
住宅・住空間
受賞企業
独立行政法人都市再生機構東日本賃貸住宅本部 (東京都)
株式会社遠藤剛生建築設計事務所 (大阪府)
株式会社山設計工房 (東京都)
株式会社大建設計 (東京都)
株式会社九段建築研究所 (東京都)
株式会社E-DESIGN (大阪府)
株式会社近田玲子デザイン事務所 (東京都)
受賞番号
16G100868
受賞概要
2016年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

ヌーヴェル赤羽台D街区は東京都北区に位置し、都市再生機構により再生計画が進められている旧赤羽台団地の第Ⅲ期建替である。本団地は、赤羽駅の北西の高台にあり、D街区は最も駅寄りの街区であり、ヌーヴェル赤羽台及びその背後にある周辺住宅地を結ぶゲートの役割を果たす位置にある。本D街区では、先行するA〜C街区 (第Ⅰ・Ⅱ期)の従前の道路線形を活かした街並形成型の配置計画を受けて、7棟の住棟からなる552戸の住宅と集会所、保育園の建替移転に加えて、高齢者支援施設を新たに計画した。

プロデューサー

独立行政法人都市再生機構 東日本賃貸住宅本部 本部長 岡 雄一

ディレクター

独立行政法人都市再生機構東日本賃貸住宅本部 ストック設計部 担当部長 熊谷雅也+株式会社遠藤剛生建築設計事務所 遠藤剛生

デザイナー

株式会社遠藤剛生建築設計事務所 遠藤剛生+株式会社山設計工房 照沼博志+株式会社大建設計 平岡省吉+株式会社九段建築研究所 中岡あづさ+株式会社E-DESIGN 忽那裕樹+株式会社近田玲子デザイン事務所 近田玲子

利用開始
2015年12月
価格

101,000 ~ 248,000円 (賃貸住宅部 2016年1月時点)

販売地域

日本国内向け

設置場所

東京都北区赤羽台

仕様

用途:共同住宅・集会所・保育園・高齢者施設/構造:RC造、一部鉄骨造/階数:地下1階、地上10階/戸数:552戸/敷地面積:21,143.38㎡/建築面積:9,277.79㎡/延床面積:42,205.54㎡

受賞対象の詳細

背景

社会や都市の構造の変化と合わせ、人々の住まいに対するニーズも多様化している。古くなった賃貸住宅を建て替え、より住み心地の良い住まいを提供するとともに、少子・高齢社会への対応や都市活力の向上といった、都市を再生するための課題に取り組み、地域の生活拠点を充実させ、人が輝く都市の実現を目指している。

デザインコンセプト

ヌーヴェル赤羽台のゲートの役割を果し街並形成型の配置で繋ぎ、多世代居住に資する景観形成を目指す。

企画・開発の意義

子育て、高齢者支援機能の導入、多様な住戸プラン、多世代が安心して生活できる街を目指した。街の主動線を整理、バリアフリー化と連続性のある沿道景観をつくり、従前の敷石や既存の緑など街の環境資源・歴史資産を活用、景観づくりとコミュニティの活性化を目指した。夜の景観演出では、LEDの調光制御を行うことで消費電力を抑えた、新しい省エネルギー化を実現する。

創意工夫

①2人の建築家と造園、照明デザイナーに個別性を求め、同時にA〜C街区との景観の調和を求め、識者を交えたデザイン調整会議を行ってきた。②D街区のデザインは、先行するA〜C街区の街並形成型の配置、景観の連続を図った。③各街区の中庭空間をピロティーでつなぎ、街区の連続を図り、大きな一つの居住区域をつくった。④11号棟は保育園を計画し、他の棟と異なり崖線に軸線を合わせ配置し、8号棟との間に細長い台形の空間が生まれ、ピロティーとゲート、路地が一体のヒューマンな空間をつくった。⑤D街区と駅前の街をつなぐため、駅前から高台へ登る階段と同じアルゼンチン斑岩を用い、大階段、ピロティー、中庭空間を馴染ませた。⑥12号棟に新たに導入された高齢者施設は地域の生活を支える役割を担っている。⑦各棟のエントランス前の広場や12号棟集会所、デッキテラスでは、人々が交流しコミュニティを育むことを望んでいる。

デザイナーの想い

赤羽駅周辺の一般市街地の雑然とした様相と、ヌーヴェル赤羽台の整然とした街並をつなぐ役目がD街区にはあり、継承されたロの字型配置で構成された住棟の並びを一部開くとともに、市街地とは1階の専用庭の設え、駅に面した住棟のデザインや、エレベーターホールの開口等でイメージをつなぎ、A〜C街区とは外壁の色やランドスケープで一体感を生むことを目指した。

審査委員の評価

長期にわたる団地の建て替えであるが、基本的な計画を踏襲しながら統一感のある街並みを形成している点を評価した。住戸プランも専用テラスやルーフストリートなど居住性への配慮が伺えて評価できる。照明デザイナーとも協働し、魅力ある夜景を創出している。

担当審査委員| 手塚 由比   石川 初   長坂 常   日野 雅司   松村 秀一   Gary Chang  

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