GOOD DESIGN AWARD

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CC

2016

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
集合住宅 [ネクサス大濠公園]
事業主体名
福岡地所株式会社
分類
住宅・住空間
受賞企業
福岡地所株式会社 (福岡県)
リーメック株式会社 (福岡県)
受賞番号
16G100860
受賞概要
2016年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

福岡市民のオアシスとして親しまれている大濠公園。「ネクサス大濠公園」は、隣接する大濠公園にどのように意識をむけるかを考え、大階段を上った後その向こうに見える公園の景色、その連続性をコンセプトにインテリアへデザインの落とし込みを行った。3階以上の全9邸をワンフロア1邸のみの構成とする事で、公園への眺望を全ての住戸で確保する配置を実現。北側のファサードは博多織に着想を得、縦糸と横糸が織り込まれたような外壁とサッシュのレイヤーの関係性を考えデザイン。また、大濠公園の緑と関係性を連続するために、北側のエントランスにも水盤を設け、シンボルツリーを配置し、日常で公園の豊かさを体感できる住まいを提供した。

プロデューサー

福岡地所株式会社

ディレクター

福岡地所株式会社

デザイナー

リーメック株式会社 取締役設計部長 山下豪、高岡武生+YABU PUSHELBERG GEORGE YABU、GLENN PUSHELBERG

利用開始
2016年3月
販売地域

日本国内向け

設置場所

福岡市中央区

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

大濠公園を南に望む希少立地。公園との連続性の表現と、そこに住まう方にふさわしいインテリア空間の創造

背景

大濠公園周辺は高級住宅が建ち並び、領事館などもあるステイタスの高い立地であり、そこに居住される方にいかに満足してもらえる空間を提供することが可能か。また、大濠公園に隣接する恵まれた立地条件を最大限生かし計画に取り込む事が可能か。という事を課題と考え、外観・内部共用空間・住空間のデザイン、構成を検討することから始めた。

デザイナーの想い

大濠公園を南面に見る事が出来る希少な土地建つわずか9邸の共同住宅。何十年でも使ってもらえるように、シンプルで無垢な素材を用い、統一性のあるデザインとリノベーションにも対応しやすい住空間づくりを心がけました。月日が流れるにつれ、大濠公園の風景の一部となり、長く愛着を持って使ってもらえる事を願っています。

企画・開発の意義

海外のデザイナーを起用し、場所に相応しい形体を外からの視点で解くことで新しいマンションデザインの方向性を模索した。わずか9世帯の小規模マンションでありながら、通りに対する風格のある構えと豊かな共用部を、デザインの力によって実現できた。また、通常のマンションでは配管位置等により間取りの自由度が制限されるが、床下のスペースを充分に取ることで、フリープランを実現すると共に将来の更新性にも配慮した。

創意工夫

北側のファサードは、博多織に着想を得、縦糸と横糸が織り込まれたような外観とサッシュのレイヤーの関係性を考えデザインし、大通りに対してのアイデンティティとした。また、大濠公園の緑と関係性を継続するために、公園と反対側のエントランスにも水盤、シンボルツリー設置。どのように意識を大濠公園へ向けるかを考え、1~2階に大階段を設け、それを上った後その向こうに見える公園の景色、その連続性をコンセプトにインテリアへデザインの落とし込みを行った。エントランスの大階段は彫刻を飾るためのガーデン、ラウンジ上の折り上げ天井は、階下より見上げた際にスペースにキャラクターをもたせるためにそれぞれデザイン。大階段の上のラウンジにはソファーセットと全戸分のワインセラーを設置。

仕様

RC造、一部SRC造 地上12階建

どこで購入できるか、
どこで見られるか

福岡市中央区

審査委員の評価

大濠公園に隣接するという、福岡でも有数の好立地を生かしきること、またその良好な環境の価値を下げないこと。その両方において成功しているプロジェクトである。公園の環境を住戸内まで取りこむように、フロアあたりの住戸を増やさず、また2重床により間取りのフレキシビリティを担保している点など、様々なデザインプロセスにおける英断も感じさせる。合理性と格調の両面が実現したデザインである。

担当審査委員| 手塚 由比   石川 初   長坂 常   日野 雅司   松村 秀一   Gary Chang  

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