GOOD DESIGN AWARD

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2016

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
仮設型ワイヤレスカメラシステム [無線ネットワークシステムを用いたセキュリティシステム提供の取り組み]
事業主体名
三菱電機株式会社
分類
公共施設用機器・設備/公共用家具
受賞企業
三菱電機株式会社 (東京都)
受賞番号
16G090755
受賞概要
2016年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

屋外でのスポーツ大会やコンサートなど、短期間のイベントに対応した簡易設置式の仮設監視カメラシステムを開発し、実際のイベントにてこのシステムをご試用頂く取り組みを行っています。人が密集するエリアに6台を設置。それぞれのカメラ映像を手元のタブレットで監視できる環境の構築に成功しました。 マルチホップ方式で映像を伝送する無線通信機能とバッテリーを本体に備えることで、電源や回線の敷設が不要で、専門的な知識がなくても簡単に複数台カメラによるセキュリティ環境を作ることができます。多くの人が集まるイベントにおける、テロや犯罪への脅威に対する抑止・牽制によって、社会の安全や安心に貢献します。

プロデューサー

三菱電機株式会社 情報技術総合研究所 相川 秀斗

ディレクター

三菱電機株式会社 デザイン研究所 堀 武幸

デザイナー

三菱電機株式会社 デザイン研究所 松山 祥樹

詳細情報

http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2015/0128-a.html

利用開始
2015年3月
販売地域

日本国内向け

設置場所

屋外イベント(スポーツ大会、コンサートなど)

仕様

幅600mm x 高さ1600 - 3000mm× 奥行600mm

受賞対象の詳細

背景

近年、テロや犯罪に対する緊張感は高まりをみせ、とりわけ大規模なスポーツ大会やコンサートといった多くの人が集まるシーンにおいては、映像監視が持つ重要性は極めて高くなっています。しかし、広大な屋外空間に複数のカメラを設置し、それをシステムとして連携させるためには、電源の確保やLANケーブルの敷設など、膨大な手間とコストが必要であり、短期的なイベントでは導入に大きなハードルがありました。

デザインコンセプト

誰でも簡単に設置可能な、仮設式の無線監視カメラシステム

企画・開発の意義

これまで、短期間で一時的な屋外イベントへの映像監視システムの導入は、電源の確保やケーブルの敷設からシステムの構築まで、技術・コストの両面で高いハードルがありました。 本システムは、マルチホップ無線通信とアンテナ、バッテリーを組み合わせ、本体を置くだけの簡単な設置による映像監視を可能にしました。これにより、セキュリティレベルの向上を通した安心や安全を、ユーザーに提供します。

創意工夫

置くだけで簡単に使用できる映像監視システムとして、本体にはカメラ、無線アンテナ、バッテリーに加え、マルチホップ通信という技術が備わっています。この技術により、映像をバケツリレー形式で伝送し、広範囲の映像ネットワークを実現。モニタリング用のタブレットはどれか一つの本体と通信できれば、全てのカメラの映像を確認できます。無線の状況に応じて伝送量を自動制御し、常に最適な伝送ルートを選択、途切れなく映像を伝送します。本体は、バッテリーなど重量のあるパーツをベース部に配置し、屋外環境でも安定感のある構成を実現。フレーム部は高さ3mまで伸ばしたカメラをしっかりと安定させ、かつ混雑下でも人がつまずかないよう、突起物のない形状としました。輸送・保管時はスタッキング可能な構成になっています。また、グラフィック等を印刷したシートを取り付け可能とすることで、イベント時の広告媒体としても機能します。

デザイナーの想い

テロや犯罪の脅威が取り沙汰される中、大勢の人が集まるイベントにおいて、ユーザーや社会に安心や安全を提供できるセキュリティシステムを目指し、開発しました。マルチホップ方式の無線通信機能といった技術要素と共に、安定して設置できる重量バランスを実現するためのパーツ構成や、混雑下でも人がつまずかない形状、輸送・保管での形態を考慮してデザインを行いました。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2015/0128-a.html

審査委員の評価

本製品は、バケツリレー方式による無線映像伝送、安定設置の重りを兼ねたバッテリー、スタッカブルなフレームなどの技術、デザインによって、置くだけで配線接続不要な監視カメラシステムが構築できるようになっている。運搬、保管、設置、稼働、撤収といったプロセスがすべて考慮されており、多くの人が集まる短期的イベントにおいても、監視カメラシステムによるセキュリティ、安心をもたらすことができる点を、高く評価した。

担当審査委員| 安次富 隆   玉井 美由紀   寺田 尚樹   村上 存   Jung-Ya Hsieh  

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