GOOD DESIGN AWARD

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CC

2016

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

受賞対象名
迅速流体継手 [サニタリーカプラ イージーウォッシュタイプ]
事業主体名
日東工器株式会社
分類
生産・製造用機器・設備
受賞企業
日東工器株式会社 (東京都)
受賞番号
16G080608
受賞概要
2016年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

サニタリーカプラは食品工場等で使用される配管やホースを繋ぐための製品です。 接続する操作はソケットにプラグを差し込み、セーフティーロックを掛けるだけ。1人での作業が簡単に短時間で行なえます。 また、日々の洗浄のために製造ラインを分解・洗浄しますが、サニタリーカプラは工具を使用せずに全ての部品を分解でき、部品点数が少なく洗浄も簡単に行えます。 食品と触れる部分を耐蝕性の優れたステンレス鋼(SUS316L相当)を使用しており衛生的です。使用するパッキンは食品衛生法に合格した材質となっています。

プロデューサー

日東工器株式会社 カプラ開発部 高橋政樹

ディレクター

日東工器株式会社 カプラ開発部 北川浩之

デザイナー

日東工器株式会社 カプラ開発部 北川浩之、真田秀幸

詳細情報

http://www.nitto-kohki.co.jp/prd/es/cupla/sew/index.html

発売
2015年10月1日
価格

18,760 ~ 32,600円

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

工具を使用せず分解・洗浄できる構造を開発。手袋を切るような鋭利な箇所を廃したデザインを採用しました。

背景

食品工場では通常、製造ラインを生産品目ごと、または毎日分解・洗浄しています。 製造ラインの配管やホースを繋ぐ部分にはヘルール継手と呼ばれる、パッキンをヘルール(接続部)に挟み込んでクランプで閉め込む構造が広く使用されています。 分解・洗浄・組立作業時の作業としてヘルール継手は着脱操作に大変手間がかかる作業を伴い、時にパッキンを床に落として再洗浄するなど、労働生産性の低さが問題とされていました。

デザイナーの想い

食品加工の現場で使用される配管の継手はヘルール継手が広く使用されていますが、ユーザーはヘルール継手に満足していたわけではなく、作業性等の不満を抱えながらヘルール継手を選択するしかない状況でした。新たにサニタリーカプラを提案することで今まで抱えていた不満を解消し、ユーザーの選択肢を広げ、生産性の向上に繋げて欲しいと考えています。

企画・開発の意義

労働生産性の低さが問題視されている食品加工工場。製造ラインの分解・洗浄・組立に割いている時間をより素早く・確実・安全に作業できるソリューションとしてサニタリーカプラを提案します。

創意工夫

最小限の部品構成でワンタッチ接続機能、セーフティーロック機能、工具無しでの分解構造を盛り込むため、ソケットに取付けられたカムハンドルとロックプレートと呼ばれる部品の形状を工夫しました。カムハンドルを時計回りに回転させることでロック、反時計回りに回転させることでアンロックする操作方法は今までにない構造であり特許を取得しています。また、ロックプレートは耐久性を高めるため応力解析を繰り返し、長期間の使用に耐える形状となっています。

仕様

最高使用圧力:1.0MPa シール材質:シリコーンゴム、他 本体材質:ステンレス鋼[SCS16(SUS316L相当)] 外寸:94mm 全長:79.5mm(ソケット)、73.5mm(プラグ) 質量:526g(ソケット)、301g(プラグ)

どこで購入できるか、
どこで見られるか

全国販売・流通組織「日東会」に登録した販売店にて購入可能

審査委員の評価

確実な着脱と作業者の負荷軽減を、少ない部品点数と機構設計の工夫で解決するとともに、機械美としての美しい外観を実現し、一般ユーザーの目には触れない部品でありながら道具としての魅力を持っていることが評価された。

担当審査委員| 朝倉 重徳   内田 毅彦   加藤 麻樹   青木 俊介   CAI Jun  

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