GOOD DESIGN AWARD

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特別賞
企業情報
CC

2016

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
キャンピングカー [ジェイキャビンミニ・ウッド]
事業主体名
有限会社ミスティックプランニング
分類
移動用機器・設備
受賞企業
有限会社ミスティックプランニング (山梨県)
受賞番号
16G070542
受賞概要
2016年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

日本独自の規格の軽トラックをベース車とした脱着型のキャンピングカーです。取外しが出来るため、日常は軽トラックのみで移動や作業に使用し、週末などレジャーにお出かけ時には積載してキャンピングカーに早変わりと2WAYの使い方が可能です。カマボコをカットしたような独特の外観と山小屋風の室内はこのキャンパーシェルの最大の特徴となっています。又軽自動車の維持費の安さも所有いただくには特筆すべき大きな点であり、他方面では昨今災害時の非常用シェルターとしてもお考えいただいている方も多々見受けられます。いつ起きるやもしれぬ災害にも大いに役立ち、レジャーや日常にもフル稼働の軽トラックキャンパーです。

プロデューサー

佐藤正

ディレクター

芦澤宝

デザイナー

永登博士

詳細情報

http://www.mystic.ne.jp/camper/j-cabin_mini_series/j-cabin_mini_w

発売
2016年2月
価格

1,980,000円

販売地域

日本国内向け

仕様

L3300㎜×W1470MM×H1790㎜ 独創的な半円筒型の外観と山小屋風の内装が特徴的。乗車定員の大人2名は余裕をもって就寝可能。脱着可能なシェルのためシェル部を取外せば軽トラックのみの使用も可能。脱着は約15分程度でOK。キャンパー内にはバッテリーを装備しキッチン・水タンクも装備。レジャーのみではなく地震等の災害対策にも大いに役立つ仕様。構成される素材は再生可能なアルミを中心にエコにも貢献。

受賞対象の詳細

背景

キャンピングカーは実用を重視した形状や雰囲気のものが好まれておりました。しかし社会がよりスタイルや雰囲気に重きを置いた方向に趣向が動いているように感じて、長く守ってきた定型スタイルを一度壊してみたくなり、古くからの形状や私共の常識ではありえないあえて風力を無視した形状に挑戦してみようと考えました。実際非常識から多くの新しきものが見えてきて、結果新しいデザインや違った雰囲気を生むことができました。

デザインコンセプト

丸太をイメージして、自然の中に溶け込み、更には都会においても不自然さがない形状や雰囲気を表現する。

企画・開発の意義

軽トラックというに日本でどこでも見受けられる日常の乗り物を、レジャーの道具としても快適にワクワク感をもって所有する様な提案をする。形状も古くからの当たり前のものではなく、常識を破る心に刺激を与えるようなインパクトのあるものにして、普通のものをスペシャルなものに変化させる役割を与える。そこには昨今の災害対策という万が一のシェルターの役割も重要な隠れた部分としてしっかり埋め込んでおくことを忘れない。

創意工夫

キャンパーシェルルーフ部サイドのラウンド形状の加工がなかなか上手くいきませんでした。色々な方法を試し、単純にベンダー等で曲げるだけではなく万が一の横転事故時などでも強度の保てるフレーム形状にする設計作業にも時間がかかりました。しかし熟練工の創意工夫、ミーティングによる意見の交換や破砕試験、溶接テストなどを経て、現状のより軽量高強度仕様が完成いたしました。

デザイナーの想い

直線を基調としてきたキャンパーシェル設計に対して、以前よりラフ図面などでは多々の提案をしてきたのですが、市場の要望がどこまであるか営業部との意見交換でもなかなか理解しきれない日が続いておりました。それでもあきらめずに本当に漫画状態でしたがメモ書きしたものがたまたま上司の目に留まり、とんとん拍子にこのキャンパーが実現でき今はとても嬉しく思っております。多くの方に受け入れられるよう希望いたします。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

〒400-0124 山梨県甲斐市中下条628-3 有限会社ミスティックプランニング 双葉店
http://www.mystic.ne.jp/

審査委員の評価

脱着式ゆえの多用途性もさることながら、デザイン面でのチャレンジに驚いた。従来は機能優先の箱形が常識だったが、ルーフサイド部をラウンドさせることで遊び心を視覚的にアピール。室内上部の広々感はスポイルされたが、木材風クロスを使った山小屋風のインテリアは、絞り込んだルーフを「心地よい囲まれ感」というポジティブな評価へと昇華させた。専用サスペンションを組み込むなど、車両重量や重心高の増加による走行安定性悪化を最小限に抑える対策を施していることも高く評価した。

担当審査委員| 根津 孝太   伊藤 香織   岡崎 五朗   佐藤 弘喜   Juhyun Eune  

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