GOOD DESIGN AWARD

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CC

2016

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
高速乗合バス [ドリームスリーパーⅡ(スーペリア クラス)]
事業主体名
両備ホールディングス株式会社
分類
移動用機器・設備
受賞企業
両備ホールディングス株式会社 (岡山県)
受賞番号
16G070532
受賞概要
2016年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

高速乗合バス(夜行線)ドリームスリーパーⅡは、ご乗車くださるお客様に最高の眠りと上質なリラクゼーションをお届けすることをコンセプトした新発想の高速路線バスです。ひと晩かけて長距離を移動する高速路線バス内でのストレスを少しでも和らげたい、安全に目的地までお送りする間、心安らぐひと時を過ごしていただきたいという強い思いで開発したバスです。バスという領域を超え、これまで採用されてこなかった、さまざまなファシリティをあえて導入することで移動しながら“心地よい眠り”を手に入れる新時代の乗り物と考えています。それは人と乗りものとの新しい関係を築き、やがて高速バスの新しいスタンダードになると考えています。

プロデューサー

両備ホールディングス株式会社 代表取締役副社長 松田 敏之

ディレクター

両備ホールディングス株式会社 取締役執行役員 両備経営サポートカンパニー 経営戦略本部 清水 正人

デザイナー

両備ホールディングス株式会社 両備経営サポートカンパニー 経営戦略本部 クリエイティブサポート部 シニアリーダー 矢崎 修央

詳細情報

http://www.ryobi-holdings.jp/bus/

利用開始予定日
2016年12月1日
販売地域

国外市場向け

仕様

高速乗合バスの内装デザイン。全11席扉付の完全個室型でプライベート空間を実現することにより快適な移動空間を提供する。また独立型の洗浄機付トイレとパウダールームを完備する。ベース車体:三菱ふそう エアロクィーン 車体室内寸法:室内幅231cm 室内長1086cm 個室内寸法:個室内幅86cm 個室内長170cm〜157cm シート:幅55cm(電動のリクライニング、チルト、フットレストを装備)

受賞対象の詳細

背景

「お客様に快適な移動空間を提供」をさせていただくことを目的に、眠りとリラクゼーションを追求した夜行バスとして企画・開発いたしました。夜行バスは、飛行機や新幹線に比べて移動時間がかかり、狭い空間での疲れやストレスがたまるなどの意見にもとづき、いかに心地よく深い眠りを体感していただけるかに注力しました。

デザインコンセプト

お客様に最高の眠りと上質なリラクゼーションをお届けし、ワンランク上の快適な移動空間をご提供する。

企画・開発の意義

これまでバスによる長距離の移動は、夜遅くに出発して朝早くに目的地に到着すると言うように決して快適とは言えなかった。しかしその移動空間がまるで自分の部屋にいるように快適でリラックスできる空間になったとしたら、これまでの新幹線や飛行機など単に時間を重視した移動手段とは異なるあらたな移動手段の選択肢が増えると考えています。また乗車定員を11人とし、一人の居住空間を広くしてゆったり感に結びつけました。

創意工夫

バスという狭い空間での移動時間をいかに快適にグッスリと快眠していただけるかに注力して開発を行いました。まず扉とパ-テーションの仕切りによって完全に個室化し、NASAの理論に着想を得た浮遊感を感じながら「深眠」できるゼログラビティシートを全席に採用しました。また、シートには、ムアツクッションを座面、背もたれ、フットレストのすべてに採用しました。さらに室内空間には、優しさや温かみの感じられる布地や木目素材を使用することでお客様を快眠へと誘うデザインに仕上げています。 ゼログラビティシートについては、バス全体の重量制限がある中でチルト&リクライニングに加えてフットレストにおいても電動化を実現いたしました。

デザイナーの想い

ドリームスリーパーⅡは、ご乗車いただくお客様に最高の眠りと上質なリラクゼーションをお届けすることをコンセプトとした、新発想の高速路線バスです。ひと晩かけて長距離を移動する高速路線バス内でのストレスを少しでも和らげたい、心安らぐひと時を過ごしていただきたいという強い思いが開発のきっかけでした。バスという領域を超え、移動しながら“心地よい”眠りを手に入れていただく新時代の乗り物を提案いたします。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

東京から大阪間を運行予定としています。現在路線を申請中。

審査委員の評価

長距離移動における高速路線バスという選択肢は、これまでは価格が安く出発時間が遅いという観点だけで評価され、そのためにはある程度快適さを犠牲にしても仕方ないという位置づけであったが、本製品・サービスは、新幹線や飛行機に比べて時間がかかるという高速路線バスの特性を逆手にとって、移動しながらゆっくり休息することができるという新たな価値を提示している。そのために、ゆとりのある完全個室、快眠を追求したシート、落ち着いた照明やインテリア、機能性の高いトイレなど、設計の方向性が明快である。ユーザーはホテル+翌朝の新幹線の代わりにバスでの移動を選ぶ可能性があり、長距離移動に新たな選択肢を増やした。

担当審査委員| 根津 孝太   伊藤 香織   岡崎 五朗   佐藤 弘喜   Juhyun Eune  

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