受賞ギャラリー
2016
グッドデザイン賞
無線通信端末
キュリオスマートタグ
受賞対象の詳細
「Qrio Smart Tag(キュリオスマートタグ)」は、大切なモノとスマホをつなげる小さなアクセサリーです。スマホとスマートタグが近くにある時は、専用アプリからスマートタグのブザーを鳴らしたり、アプリの地図上から位置情報を確認したりして、モノのありかをすぐに見つけることができます。逆にスマートタグのボタンを押してスマホを鳴らすこともできます。スマートタグが遠くに離れてしまった時は、他のアプリユーザーを介してモノのありかを知ることもできます。スマートタグのユーザーが増えることで、より安心で便利な社会を実現することが可能になります。
※ 自動翻訳サービスDeepLを利用して生成されたテキストの場合があります
プロデューサー
Qrio株式会社 岩瀬 優
デザイナー
ソニー株式会社 クリエイティブセンター 辻 哲郎
詳細情報
発売予定
2016/10
価格
4,320円(税込)
販売地域
国内
背景
テクノロジーの進化によって、生活環境は便利に進化していく一方、デジタルデバイドという言葉が示すように、その恩恵を享受できない人々の間に格差を生み出していることも確かです。スマートタグのような安価で誰にでも使える小さなデバイスを開発し、普及させることで、環境とテクノロジーを融合させ、誰もが安心安全に暮らせる社会の実現に寄与できると考えました。
経緯とその成果
より多くの人の大切な物とマッチし、親しみの湧くスマートタグ。
デザイナーの想い
街のいろいろな場所にスマートタグをキャッチしてくれる検知器が置かれているようになれば、スマートタグを活用して、毎日が便利になる機能が今後どんどん追加されていくことになるでしょう。スマートタグユーザー同士の力と、さまざまなサービスデベロッパーの力によって、より多くの人が使えば、より多くの人が安心して生活できる、よりよい社会が実現されます。
企画・開発の意義
スマートタグのような安価で小さなデバイスを浸透させることで、環境とテクノロジーの融合でもっと安心安全な社会へと少しでも近づけられるのでは、そのためには親しみやすいテクノロジーデバイスのデザインが必要である。
創意工夫
シンプルな佇まいで余白を多くすることで、多くの人に受け入れやすい見た目を目指した。それに加え、カスタマイズ性の高さを重要視し、気に入った見た目にカスタマイズできる余白や、リボンを自分の使い方に合わせて交換できる機構を取り入れた。ユーザーにとって気に入った物になることで、長く使えることの重要性が増したので電池交換可能な機構を取り入れた。手近なボタンとしても使えるサイズになり、シチュエーションによりボタンを様々に活用する場面を想定した形状となっている。
仕様
寸法: 46 x 26 x 8.5 mm 、通信: Bluetooth 4.0 Low Energy(BLE)、電源: CR2032リチウム電池、素材:ABS樹脂等
どこで購入できるか、
どこで見られるか
Qrio Smart Tag 公式プロダクトサイト
※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。
審査委員の評価
担当の審査委員
林 信行緒方 壽人岡本 誠宮崎 光弘Do-sung Chung
評価コメント
大事なものにつけておいて、スマートフォンを使って紛失場所を特定するスマートタグ。これまでは小型化の流れがあったが、逆に目立つ大きさにしてその分、見た目を用途や持ち主の好みに応じてカスタマイズしようとした点を評価した。本体部分のカラーバリエーションと紐の部分を分離したことで組み合わせによるバリエーションが増している点もよい。
