GOOD DESIGN AWARD

キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2016

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

このページの画像、テキストの無断転載を禁じます。 (C)JDP All rights reserverd.

受賞対象名
コードレススティック掃除機 [Panasonic コードレススティック掃除機 イット MC-BU500J]
事業主体名
パナソニック株式会社
分類
生活家電
受賞企業
パナソニック株式会社 (大阪府)
受賞番号
16G040247
受賞概要
2016年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

ノズルがI字とT字に変形し、すき間も壁際もスムーズに掃除できるコードレススティック掃除機。軽く手首をひねるだけでノズルが縦になる「くるっとパワーノズル」で、フロアからすき間、壁際までノズルの付け替えなくお掃除が可能。「ハウスダスト発見センサー」を搭載し、約20μmのゴミまで取り残しを防ぐとともに、ゴミの少ない所ではパワーを自動制御する事で最長約30分の運転が可能。極限までスリムにデザインされた本体は、日本のご家庭の一般的なコンセント幅、約7cmのスペースがあれば収納可能。一本の線のように見えるシンプルな佇まいで、出したまま収納されることが多いコードレススティック掃除機へのニーズに応えた。

プロデューサー

パナソニック株式会社 アプライアンス社 ランドリー・クリーナー事業部 事業部長 安平 宣夫

ディレクター

パナソニック株式会社 アプライアンス社 デザインセンター 村上 浩司

デザイナー

パナソニック株式会社 アプライアンス社 デザインセンター 山本 侑樹、筆谷 直揮

詳細情報

http://panasonic.jp/soji/stick/

発売
2016年6月20日
販売地域

日本国内向け

設置場所

室内

仕様

サイクロン式 電源方式 コードレス式 集じん容積 0.2L 使用時間の目安 強:約10分 自動:約15~約30分 充電時間 約3時間 運転音 67~約63dB 本体寸法(幅×奥行×高さ) スティック:幅252×奥行き153×高さ1160mm ハンディ:幅72×奥行き150×高さ680mm 本体質量 スティック:2.2kg ハンディ:1.6kg リチウムイオン電池

受賞対象の詳細

背景

コードレススティック掃除機の購入動機を調査したところ、気づいた時にさっと使える手軽さと、小回りが利くという事が魅力に感じている部分だという事がわかった。同時に、使用時間の短さや壁際や隅の掃除がしにくいという不満点も上がってきた。そこで手軽さに磨きをかけ、上記の不満点を解決できるようなコードレススティック掃除機の開発を行うこととなった。

デザインコンセプト

部屋に出しっぱなしにしておけるシンプルで美しいデザインと、ストレスなく気軽に使用できる操作性の追求

企画・開発の意義

スティック掃除機ユーザーの収納状況の調査において、86%のユーザーが部屋に出しっぱなしにしているという結果が出た。気づいた時にさっと使える手軽さの追求の為に、ITの切り替えをスムーズに行える骨格やハンドル形状をゼロから構築した。また、同時にシンプルでスリムな本体にすることで、収納時に部屋のノイズにならないため、出しっぱなしでの収納が可能になる。

創意工夫

I字、T字へノズルをスムーズに切り替え可能にする為には、どういった本体のレイアウト(新規開発のスリムモーター、電池、ハンドルなどの要素)にするべきかをゼロベースで考えた。ペットボトルや紙パイプなどを使った簡易ラフモックを数十案制作し体感し、最適なレイアウトのアタリをつけ、デザインモデル化し詳細を確認。また、設計部門において機能部品の入った試作でも確認し、実使用状態でも確認。その結果、各パーツを1本の線上に配置することとなり、スリムさと使い易さを併せ持った骨格のレイアウトとなった。そのスリムな美しさを最大限引き出すデザインとして、一本の線に見えるような前面パネルを配置した。パネルには本来操作ボタンや表示・着脱ボタンなど、様々な要素が含まれてくるものであるが、前面パネルの美しさが本体のスリム感へとつながると考え、使用性を確認した上でパネル上の要素すべてを側面や背面に配置した。

デザイナーの想い

コードレススティック掃除機の使用実状として部屋に出したまま収納されることが多いが、お客様の声を聴いてみると、本当は出したままにしたくないという声も多い。シンプルで美しく、最小限のスペースで収納でき、なおかつ気軽に使える操作性を実現することでその意識を変えていけたらと考え開発を進めた。掃除機に対する意識が変わる事で、結果的に掃除という行為に対する意識まで良い方向に変えていく事が出来ればと考える。

審査委員の評価

手首の動作によりノズルが立ち上がり、隙間にスイスイ入るスムーズな動きは秀逸。隙間の掃除に使うノズル交換の面倒を解決した。壁と床の角に溜まったゴミもノズルの前面が開くことにより吸い上げる。ノズルの動きと吸引性能、相反する要素を高次元で達成した高度なメカニズム、蓄積されたノウハウのなせる技である。何より露出しても目障りと感じないシンプルな居住まい、妥協なく使いやすさとスタイルの両立を突き詰めた開発陣に賛辞を贈りたい。

担当審査委員| みやけ かずしげ   鈴木 啓太   村田 智明   安西 葉子   渡辺 弘明   Manfred Wang  

ページトップへ