GOOD DESIGN AWARD

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CC

2016

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
神棚 [かみさまのたな]
事業主体名
有限会社静岡木工
分類
生活・日用品、雑貨
受賞企業
有限会社静岡木工 (静岡県)
マグ デザインラボ (静岡県)
受賞番号
16G030159
受賞概要
2016年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

神様にはいつも明るい将来を願う。そのあたたかさをやさしいシルエットで表現し、これからの暮らしに合うように整えた神棚です。 凛とする気持ちと、あたたかい気持ち(ふるさとに帰るような)。その両面を出せるように今までより少し「包容力」と「親近感」を持てるようにデザインしました。 最小限のお祀りの形式を用いて、忙しい日々の中でも毎日に感謝できる神棚です。

プロデューサー

杉本かづ行

ディレクター

田嶋孝成

デザイナー

花澤啓太

デザイナー 花澤啓太

詳細情報

http://shizuokamokko.com

発売
2015年1月
価格

18,000 ~ 20,000円 (かみさまのおみや:18000円 / まるた:20000円)

販売地域

日本国内向け

仕様

素材:ひのき ■かみさまのおみや 高さ320×幅160×奥行80(壁掛け・平置き兼用) ■まるた 高さ300×幅110×奥行54(壁掛け)

受賞対象の詳細

背景

洋の文化が馴染み、住宅が変わり、暮らしが変わる。その変化に応じて家具や仏壇もサイズや形を変えています。同様に文化として根付いている神棚も例外ではなく「神札は祀りたいが、暮らしの中に祀れる神棚も場所もない」という家庭が多くあるのが現状です。神様をお祀りするという文化が残っていく中で、神棚の形はこれからどのようにあるべきかという意識が開発のきっかけとなりました。

デザインコンセプト

毎日会える。毎日に感謝できる。今の暮らしと調和する、かみさまのたな。

企画・開発の意義

これからの暮らしを考え、下記キーワードの解決を目指しました。 『暮らしのスピード』 塩やお酒を取り替えることが、現代の暮らしのスピードの中で取り入れることが難しくなっていないか。 『住居の変化』アパートやマンションに住む方も多く、壁面が石膏ボード仕様のご家庭はその時点で神棚をあきらめていないか。 『神様のイメージ』恵比寿様や大黒天のように柔和な神様のイメージを、今の世代は持っているのではないか。

創意工夫

『最小限の祀り方の設定』神札は神社から下賜される一番重要なものです。それをご家庭でお祀りをする最小限の準備とし、「神札がお祀りできる神棚」のサイズとしました。 『石膏ボード専用釘の付属』「石膏ボード専用釘」と「ビス」から壁面への取付方法を選べるように設計・開発をしました。 『これからの神様のイメージ』柔和で包み込むような神様のイメージを神棚に重ね、包容力と親近感をデザインしようと心掛けました。 神札が見えることで生活との住み分けを考える方と、神札も柔らかく覆いたい方のために「かみさまのおみや」と「まるた」という二つのタイプの神棚を用意しました。

デザイナーの想い

私の世代では七福神や大黒天のような身近で、あたたかで、ふくよかな神様のイメージを持たれる方も多いと思います。幸せの分かりやすいイメージなのだと思います。この神棚はその後者のイメージを持たせることとし、旧来大事にされてる形状を用いて表現しました。「毎朝感謝できる暮らし」という、シンプルですがとても大事な習慣を残していきたいと思い、最小限のお祀りの形式で暮らしに取り入れてもらえる神棚を目指しました。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

静岡木工・神棚の里ショールーム
静岡木工

審査委員の評価

神を祀る、極めて宗教的な要素の強い神棚に、現代の感覚を用いてリデザインされた優れたデザインである。丸みのある佇まいがインテリアにも馴染み、遠い存在でありながらも親近感を持たせることに成功している。また、高度な技術と高い品質によってその価値を軽んじることなく、凛とした空気を日常にもたらす。現代アートのオブジェのような形状は、飾る場所を選ばず神を祀ることができる。

担当審査委員| 鈴木 元   柳原 照弘   池田 美奈子   小林 幹也   Pradyumna Vyas  

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