GOOD DESIGN AWARD

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CC

2016

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

受賞対象名
てぬぐい [伊豆花遍路 手ぬぐいスタンプラリー帳]
事業主体名
株式会社JTB国内旅行企画+株式会社JTBプロモーション+ピースグラフィックス
分類
生活・日用品、雑貨
受賞企業
ピースグラフィックス (愛知県)
受賞番号
16G030134
受賞概要
2016年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

伊豆は半島が大きく全体を回りたくなる企画が欲しいという声を受け、温泉が多いことから手ぬぐいをスタンプ帳にしたスタンプラリーを始めました。これを持って、伊豆半島の花に癒され、歴史に触れ、街を巡り、それぞれの地で出会いの印を刻む旅、それが伊豆花遍路です。スタンプの場所は全部で25カ所。8ページのスタンプ帳ですが、赤い紐を解くと1枚の手ぬぐいになります。スタンプのインクは油性のため温泉に浸かっても消えません。押されたスタンプの数だけ思い出を持ち帰ることができ、集めても何も貰えないスタンプラリー。若い女性に人気の企画です。

プロデューサー

株式会社JTB中部 交流文化部 木村ともえ

ディレクター

ピースグラフィックス アートディレクター 平井秀和+株式会社Ohana コピーライター 毛利優子+JTBプロモーション プロデュース部 小澤伸一郎、中島里子、服部清徳

デザイナー

ピースグラフィックス 平井秀和

ピースグラフィックス 平井秀和

詳細情報

http://izuhana.jp

発売
2015年11月
価格

1,000円

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

日本の伝統を意識したデザインでありながら可愛いデザイン、持って帰りたくなるデザインです。

背景

伊豆半島は熱海、伊東までは観光客が多いのですが、南部などになると客足が減り1カ所は行くが全体を回ることは少ないという課題がありました。また御朱印帳を持って回るお遍路という文化はあるが軽い気持ちの観光客にはハードルが高いということに注目。可愛いスタンプ帳を作りお遍路のように回るスタンプラリーを企画しました。

デザイナーの想い

手ぬぐいが可愛いということで人が動く、街が活性化する。ということをスタッフ一同、信じて始めた企画ですが、実際にたくさんの人に楽しんでもらい、デザインの力というのを実感しました。

企画・開発の意義

伊豆半島を回らないとこのスタンプ帳は完成しません。人によっては1回の旅行では足りず2度3度と回ることになるかもしれません。スタンプを押して回るうちに伊豆半島の魅力を発見してもらおうと考えました。

創意工夫

伊豆という文字を寺社仏閣をモチーフにしたタイポグラフィを作成。海、森、温泉などスタンプを押しやすいイラストを配置しました。富士山は伊豆から見た海を眺めながらの富士山で、地元の人からもそうそう!と好評です。英文はインバウンドを意識して、また日本の若い人は英文の方がお洒落で親しみやすいという理由で入れています。スタンプを押すことでカラフルになるようあえて黒1色で印刷。スタンプの絵柄は設置場所の内容を取材しイラスト化しました。行ってみると納得の絵柄です。何も貰えないスタンプラリーは初めての企画なので観光施設や寺社仏閣に説明しスタンプを置いてもらうことがそもそも大変でした。

仕様

綴じた状態 110×180mm 8ページ、広げた状態 360×900mm

どこで購入できるか、
どこで見られるか

来宮神社(熱海市)宝福寺(下田市)大岡信ことば館(三島市)東海館(伊東市)他
伊豆花遍路公式WEBサイト

審査委員の評価

風光明媚な半島南部に点在する温泉、手ぬぐい、朱印帳を持って巡るお遍路文化といった、伝統文化や風土を編集することで、今まであまり知られていなかった地域の魅力を引き出し、観光の楽しさを創出するデザインである。手ぬぐいでできた可愛らしいスタンプラリー帳という形、25か所の観光スポットの特徴を的確に捉えたわくわく感のあるグラフィック、観光客が各地を巡りながらスタンプを押していくことで、自分だけの手ぬぐいの柄が作れる特別感、旅の終わりに完成した朱印帳をほどけば、そのまま温泉で使う手ぬぐいになるという達成感など、観光客の心理を反映しながら旅のシーンに色を添える。分かりやすい視覚言語と簡単な英語表記により、外国人が楽しめる点でも優れたコミュニケーションデザインである。

担当審査委員| 鈴木 元   柳原 照弘   池田 美奈子   小林 幹也   Pradyumna Vyas  

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