GOOD DESIGN AWARD

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2016

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
家庭用マスク [小顔にみえマスク]
事業主体名
ユニ・チャーム株式会社
分類
装身具
受賞企業
ユニ・チャーム株式会社 (香川県)
受賞番号
16G010042
受賞概要
2016年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

従来のマスクが持つイメージを払拭し、遮断効果だけでなく小顔にみせる効果を併せ持ったマスクを開発した。「小顔にみえマスク」はガーゼマスク時代からの普遍的だった長方形の形を見直し、あご周辺の角を大きくカーブを描いた形状に切り落とした。このカーブを描いた形状と側面の浮きを作らないユニークな上下非対称のプリーツ折りがマスクと顔の間に隙間をつくらず、あごの頂点とカーブの開始位置を結んだ三角形の角度が従来のマスクよりも鋭角になり、あごをシャープに見せ、小顔にみせる効果を実感できる。隙間を作らず遮断するマスクの基本性能に、新しい「小顔にみせる」という機能を加えて製品化した。

プロデューサー

ユニ・チャーム株式会社 グローバル開発本部 商品開発部 マネージャー 釼持泰彦

ディレクター

ユニ・チャーム株式会社 グローバル開発本部 商品開発部 チーフテクノロジスト 柴田彰

デザイナー

ユニ・チャーム株式会社 グローバル開発本部 商品開発部 テクノロジスト 若杉慶

詳細情報

http://www.unicharm.co.jp/mask/kogao/index.html

発売予定
2016年8月30日
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

マスクの遮断機能と小顔にみせる機能の両方を提供し、10~20代女性が使いやすいデザイン。

背景

2009年のパンデミック以降マスクの使用が定着化し、使用時期、使用開始年齢は年々早期化している。また、使用目的においても従来の風邪や花粉への対処だけでなく、予防のために使うユーザーも増えている。一方で、従来の遮断機能とは別に、マスクで小顔にみせる効果も期待され、特にサイズの大きいマスクで輪郭を隠すユーザーもいるが、顔とマスクの間に隙間が生じてしまいマスクとしての遮断効果は失われてしまっている。

デザイナーの想い

ガーゼマスクの時代から今日に至るまでマスクの形状は長方形が主流である。しかし、マスクの使用機会が病気や花粉症の対策から予防へと広がり、さらに小顔にみせる効果も期待されている。マスクの形を社会のニーズに合わせて見直すことで、基本の遮断機能と小顔にみせる機能を両立し、マスクの使用の開始時期、年齢の早期化をさらに促し、予防習慣をさらに広げていきたい。

企画・開発の意義

マスクが日常的に使うものになったことで、ユーザーは「自分に合ったマスク」を望んでいる。その中でもマスクを自分で選び始める10~20代女性は他の年代よりも見た目を意識し、特に「小顔にみせる効果」を期待している。「小顔にみえマスク」はマスクとしての基本機能である「隙間を作らず、遮断する」と二次機能である「小顔にみせる」を両立したことで、さらに予防使用の促進と定着化を後押ししていきたい。

創意工夫

「小顔にみせるデザイン」についてはマスクの下側のラインがあごの輪郭に沿うようにカーブの傾斜を工夫した。カーブの傾斜が左右側面に向かって持ち上がる軌跡を描くので、あごの開始位置をマスクした状態の方が高くみせることが出来る。さらに、カーブの傾きは女性が装着した時にあごのエラのラインが隠れつつ、輪郭からはみ出ない領域の角度を装着テストを繰り返してデザインした。また、「隙間を作らないデザイン」については、カップ部の折り方を上下非対称にすることでマスクの頬の部分の浮き上がりを解決した。頬の部分の隙間はプリーツを広げた時に出来るカップ側面の湾曲によるものだが、その原因はカップの側面の剛性が高すぎるため、頬のカーブに追従できていないためである。上下非対称の折は剛性を緩和させる非剛性領域を頬部に作り、その部分が折り基点になることで頬のカーブに沿って曲がることが出来るため隙間を作らない。

仕様

◎ふつうサイズ H90mm×W175mm 2.67g/1p ◎ちいさめサイズ H90mm×W150mm 2.3g/1p ◎Pink ちいさめサイズH90mm×W150mm 2.3g/1p

どこで購入できるか、
どこで見られるか

ドラッグストア、スーパー、コンビニエンスストア等

審査委員の評価

定番とも言える家庭用マスクの中で、多くの挑戦をしている。小顔にみえるマスクというのが大きなコンセプトだと商品からみてとれるが、プリーツの調整が可能であることや顔にフィットするように隅々まで考えられた工夫が評価された。

担当審査委員| 倉本 仁   安東 陽子   原田 祐馬   山田 遊   Carl Liu  

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