GOOD DESIGN AWARD

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2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
鉄道路線 [仙石東北ライン]
事業主体名
東日本旅客鉄道株式会社
分類
移動用機器・設備
受賞企業
東日本旅客鉄道株式会社 (東京都)
受賞番号
15G060624
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

石巻・仙台間の所要時間短縮を図り仙台圏域の公共交通ネットワークを充実させるため、仙石線の高城町駅付近と東北本線の松島駅付近を結ぶ接続線を新たに整備するとともに、環境に優しい新しいディーゼルハイブリッド車を導入し、2015年5月30日より運行を開始しています。 これにより仙石線の一部列車を東北本線へ直通させることが可能となり、石巻・仙台間最速達列車は52分となり、震災前と比較し10分程度短縮となっています。

プロデューサー

東日本旅客鉄道株式会社仙台支社、東北工事事務所

利用開始
2015年5月30日
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

石巻・仙台間の所要時間短縮を図るとともに仙台圏域の公共交通ネットワークを向上させる。

背景

以前より地元から、石巻〜仙台間の到達時分短縮に関する要望を頂いていましたが、今回、県、沿線自治体と協力し、石巻市等仙石線沿線の市町への復興支援の一環として、整備することとしました。

デザイナーの想い

今回開業した仙石東北ラインは新たな仙石線の輸送サービスです。東日本大震災により被災した線区については、一刻も早い運行再開を目指し、復旧作業を進めてきましたが、この仙石東北ラインの開業と仙石線の全線運転再開により、沿線の復興が一層加速化することを期待しています。

企画・開発の意義

仙石東北ラインは単なる復旧ではなく、震災復興に合わせて鉄道の付加価値を高める施策として実施しました。 宮城県の二大都市である石巻・仙台間の到達時分短縮が図られることで、沿線の復興に一層の弾みがつくことを期待しています。

創意工夫

石巻・仙台間の所要時間短縮については以前より地元から要望を頂いていましたが、仙石線は駅間距離が短く、高い速度での運転時間が短く、停車駅が多い線区であると共に、多賀城から仙台方面は各駅に停車する列車のご利用者が多いことから、快速列車の設定が難しい状況でした。 一方、東北本線は仙石線に比べ駅間距離が長く、駅数が少ないことから速達性が高く、仙石線と東北本線を結ぶ接続線を整備することで、石巻・仙台間の運転時分の短縮が可能となると考えました。 ただ、両線の電化方式が仙石線が直流、東北本線が交流と異なるため、これまでの車両がそのまま乗入れることは難しく、新たに環境に優しいディーゼルハイブリッド車両を導入することとしました。 また、沿線の復興に貢献できるよう、仙石線の全線運転再開と同じ時期に開業できるよう、準備を進めてきました。

仕様

仙石線の高城町駅付近と東北本線の松島駅付近を結ぶ接続線:曲線改良区間を含め約700m ディーゼルハイブリッド車両:16両(8編成)

どこで購入できるか、
どこで見られるか

仙台駅から石巻駅の間を1日28本(上下14本)運転しています。

審査委員の評価

仙石東北ラインでは、仙石線と東北本線のつなぎかたを工夫し、ディーゼルハイブリッド車を導入することで、震災前から10分短縮を実現している点が素晴らしい。東日本大震災から5年目を迎え、人々の暮らしの復興に向けた地元ニーズに的確に応える復興デザインとして高く評価したい。

担当審査委員| 森口 将之   青木 俊介   根津 孝太   羽藤 英二   原 研哉  

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