GOOD DESIGN AWARD

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CC

2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン金賞

受賞対象名
文房具 [フリクション]
事業主体名
株式会社パイロットコーポレーション
分類
文房具
受賞企業
株式会社パイロットコーポレーション (東京都)
受賞番号
15G010050
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「こすると消える筆記具」を中心としたフリクションシリーズ。 熱で無色となる特殊インキを使用した、熱消去性の筆記具である。本体に付属する消去用ラバーで生じる摩擦熱により、インキが無色となる。従来にはない消去方法により、消しカスが出ず、何度でも書き消しが可能である。 ボールペン、マーカー、色鉛筆、スタンプなど幅広い商品展開を図っている。

プロデューサー

株式会社パイロットコーポレーション

ディレクター

株式会社パイロットコーポレーション

デザイナー

株式会社パイロットコーポレーション 営業企画部プロダクトセンター意匠グループ 池田明教、吉田桃子、松村直実、島田泰介、松下萌黄/営業業務部SPグループ 䑓田亜紀子+島田真代、渡瀬聡志

詳細情報

http://frixion.jp/

発売
2007年3月
価格

100 ~ 3,000円 (本体価格)

販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

一般文具店・文具取扱い店

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

摩擦熱でインキを透明にする、何度でも書き消しが可能な全く新しい筆記具。

背景

1975年に世界で初めて温度で色が変化するインキの開発に成功したのがはじまり。 当初は玩具や産業用途に利用していたが、以来研究を重ね、30年後の2005年に筆記具のインキへ応用した「フリクションインキ」の開発に成功。2006年に欧州で、翌2007年に日本国内でボールペンタイプの「フリクションボール」を発売した。

デザイナーの想い

万年筆や油性ボールペンなど消せない筆記具が「書く」ことに一種の緊張感を与える一方、フリクションは「消せる」という安心感により「ためらわずに書ける手段」を提供してきました。メモ書き・スケジュール管理・創作活動など、その活用の場は多岐にわたっています。今後も「書く」ことの素晴らしさを再認識して頂く為、フリクションにより「消せる」ことから生まれる「書く」ことの価値をご提供していきたいと思います。

企画・開発の意義

消せないことが当たり前だったボールペン。一本で何度でも書き消しを可能にすることで、手帳、学生の勉強、子どもの創作といった幅広いユーザーの筆記シーンを大きく変えようとした。書き間違いや変更による書き直しはもちろん、間違いを恐れず安心して書き込めたり、書き消ししながらアイデアをまとめたりと、「消せる」ことでこれまでの筆記具では実現できなかった快適な筆記を提供できると考えた。

創意工夫

「こすると消える便利さを子どもから大人まであらゆる人に提供したい」という想いから、ボールペンにとどまらず、蛍光ペン、色鉛筆、スタンプなどさまざまなユーザーに向けて商品開発を進め、現在約20種まで商品ラインナップを広げた。どの商品も「書きやすさ」と「消しやすさ」を両立させる形状にし、誰もが「消せる便利さ」を実感できるようにしている。また、より快適な筆記ができるように書き味や濃度の向上を目指し、常に改良・ 開発を進めている。海外に於いてもその地域に合わせたデザインを施す等の工夫をし、世界100カ国以上に展開をしている。

仕様

製品サイズ:縦横7.6mm〜14.1mm、全長50mm〜175mm 重量:4.2g〜26.7g

どこで購入できるか、
どこで見られるか

一般文具店・文具取扱店
こすると消えるフリクション
フリクションシリーズ

審査委員の評価

今回の応募はシリーズ全体であるため、擦る動作により熱で消える機能が、市場ではすでに広く受け入れられている点を前提としている。評価は特に、独自の消える機能を多様な商品アイテムに展開してユーザーの「あったらいいな」という夢のある企画のブランディングに着目した。個別のデザインを適正に行っており、今後のさらなる飛躍も注目したい。

担当審査委員| 松田 朋春   遠山 正道   廣田 尚子   安西 葉子   柳原 照弘   Hrridaysh Deshpande  

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