GOOD DESIGN AWARD

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CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
オフィス [柱の杜]
事業主体名
間宮晨一千デザインスタジオ
分類
産業用の空間・建築・施設
受賞企業
株式会社間宮晨一千デザインスタジオ (愛知県)
受賞番号
14G110898
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

周囲は、今後開発が進むことが決まっており、その風景は急速に変化していくことが容易に予想される。そんな街に建つ、土地開発を行う会社と、建築設計・グラフィックデザイン・まちづくり等幅広い活動を行う会社がシェアするオフィスの計画。それぞれの会社のスタッフが豊かなコミュニケーションを育むことのできるような空間を目指した。

デザイナー

間宮晨一千、掛布麟太郎 / 間宮晨一千デザインスタジオ(株)

利用開始
2013年10月
販売地域

日本国内向け

設置場所

愛知県日進市

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

まちの人々、スタッフ、社会のコミュニケーションを豊かにするオフィス。

背景

敷地周辺の都市開発による街の風景の変化の中に身をおき、不動産会社とデザイン会社が協働し、より良い街の風景を作っていきたいと考えた。

デザイナーの想い

従来のオフィス空間は、均一化され、垂直 方向に積まれてその層ごとに関係は断ち切られていると感じる。この建築では、床の配置・高さを不揃いなものとし、吹き抜けを設けることで、スタッフ同士のコミュニケーションを育むことができる。長く働く環境の画一化を打破し、新しい働き方をイメージできれば、と思う。

企画・開発の意義

オフィスでのスタッフ同士のコミュニケーションが豊かになることで、一人ひとりの仕事に対する意欲や効率を上げたいと考えた。 また、幹線道路沿いの敷地において、十分なアイコン性を持つファサード計画により、まちなみに馴染みながらも商業建築として重要な視認性の良い建築となっている。

創意工夫

豊かなコミュニケーションを生むこの建築は、次の操作により生成される。 まずは柱の操作。30本の柱を井型に配置し、内部に耐力壁をもたない構造とした。 次いで床の操作。自由に設定できる床は、働くスタッフが選択できる複数の居場所を考え、高さに変化を与えていった。 そして外装の操作。外壁の4面全てに同じ大きさの開口部を反復させ、古典建築における正面性をもつような永続性の高い外装とした。最後に、それぞれの操作を重ね合わせることでできた建築は、恣意性の高い空間となっている。窓が床で切り取られていたり、手の届かない位置に存在したり、階段が床と床の隙間から覗かせていたり、変化に富んだ空間が生まれた。この空間に4周の窓から光が差し込まれることで、人工物の空間でありながら森の中にいるような感覚を得る、豊かな空間となった。

仕様

建築用途:オフィス、事業主体:間宮晨一千デザインスタジオ(株)、工事期間:平成25 年3 月〜 9 月、主体構造:木造、建築面積:134.64 ㎡ (40.80 坪)、延床面積:250.02 ㎡ (75.77 坪)、主要仕上材料:外壁-モルタル/柱-マツ/床・天井-土間・フレキシブルボード

どこで購入できるか、
どこで見られるか

愛知県日進市赤池
柱の杜 WORKS

審査委員の評価

オフィスを均質でニュートラルなスペースとしてではなく、柱が林立し床レベルもいろいろある場所の集積としてつくるという発想がユニーク。壁を使わずに柱と床で領域を分節している内部空間は、多様な場所と共に一体感も生み出し、人の行動に訴えかける。水平力負担の壁と大開口が並ぶ外観は端正ななかにインパクトが感じられて印象に残る。

担当審査委員| 安田 幸一   高橋 晶子   廣村 正彰   山梨 知彦  

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