GOOD DESIGN AWARD

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CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
デジタルカメラ [PowerShot G1 X Mark II]
事業主体名
キヤノン株式会社
分類
個人・家庭向け情報機器およびその周辺機器
受賞企業
キヤノン株式会社 (東京都)
受賞番号
14G050393
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

写真愛好家を満足させる画質と作画意図に忠実に応える操作性を備えた、コンパクトカメラPowerShotシリーズのフラッグシップモデルです。小型ながら1.5インチイメージセンサーと優れた光学性能を持ち、広い撮影領域に対応しています。180°チルト液晶により撮影アングルに自由度を持たせました。また、オプションの可動式電子ビューファインダーを装着すれば、フレーミングに集中できます。鏡筒にはデュアルコントロールリングを備え、それぞれの機能をカスタマイズできるユーザーインタフェースによって、直観的な操作が可能です。手のサイズや好みに合わせて交換できるオプションのグリップも用意しています。

プロデューサー

キヤノン株式会社 専務取締役 イメージコミュニケーション事業本部⻑ 眞榮田雅也

ディレクター

キヤノン株式会社 総合デザインセンター 所長 石川慶文

デザイナー

キヤノン株式会社 総合デザインセンター 折橋未耶美、近藤雄二、松尾貞治 (PD) / 吉尾勝人、橘川武史 (UI)

詳細情報

http://cweb.canon.jp/camera/dcam/lineup/powershot/g1xmk2/

発売
2014年3月13日
販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

背景

スマートフォンでは得られない価値観、ニーズに応える事がコンパクトカメラに期待されている。本機はプレミアムコンパクト機における写真撮影へのより幅広い嗜好、撮影スタイルへの欲求に応えるべく企画された。

経緯とその成果

プレミアムシリーズ最上位機種としての伝統の継承と新たな洗練の創出、撮影領域の拡大。

デザイナーの想い

コントロールリングとホイール、背面右上ボタンは、撮影者の好みに合わせて機能割り当て可能なユーザーインターフェースを装備。操作ボタン機能登録画面にて、カメラ本体のどこに機能を割り当てるか図を見ながら確認・設定することで、自分の撮影スタイルを的確に反映できます。 また新世代描画エンジンの能力を活かし、緻密なグラフィック表現と素早く把握し易い情報レイアウトを行い、自然に写真と向き合えるよう一新しました。

企画・開発の意義

従来機で上面に集中していた撮影操作部を鏡筒リングに割り当てることで、要素が多く複雑だったカメラ上面をシンプルなデザインに刷新した。リング操作による直観的なコントロールと、右手をレリーズ操作に集中させることで写真の表現レベルを引き上げられると考えた。オーソドックスなカメラらしさは残しながら、クラシックカメラ的な佇まいがもてはやされる風潮からはやや距離を置き、伝統と先進性の融合を図った。

創意工夫

「デュアルコントロールリング」ブラインドタッチでも使い分けられる動きと形。ISOなど段階のある値の設定はクリックリング、フォーカスなど無段階な値の設定はスムーズリング、撮影パラメータの特性を操作感に表現。 「180°チルト液晶でハイ&ローアングル撮影、自撮り」横開きのバリアングル液晶は左手での鏡筒リング操作時の妨げとなり、光軸と液晶のズレも大きかった。それらの問題を上側180°/下側45°のチルト液晶を採用し、解決。 「外付け電子ビューファインダー」従来機の光学式ファインダーで問題の視差と視野率を、外付け電子ビューファインダーを提供し、解決。90°チルトに対応し、カメラ上部からでも覗いて撮影可能。 「ホールド感を高めるカスタムグリップ」 ユーザーの要望に広く応えられるよう標準グリップとラージグリップの2種を用意。手のサイズや撮影スタイルに合わせてグリップを交換してカスタマイズ。

仕様

116.3 x 74.0 x 66.2mm 553g (本体+バッテリー+メモリーカード含む)

どこで購入できるか、
どこで見られるか

キヤノンプラザS(品川)、キヤノンデジタルハウス銀座・名古屋・梅田
キヤノンプラザS(品川)、キヤノンデジタルハウス銀座・名古屋・梅田
キヤノンオンラインショップ

審査委員の評価

手になじむ重量感がまずユーザをシューティング(撮影)心理モードへと誘う。コンパクトカメラの操作で必須となる画面との対話は、グラフィックとレイアウトがよく整理されており、丁寧かつ簡潔な日本語表記が安心感を与えている。ユーザによる操作系のカスタマイズを許すのも特徴であるが、大画面と高精細画面を活かし、実機を視覚的に表すなど有効な工夫が見られる。ボタンやリングによる操作系もシンプルなボディ形状と合わせた外連味のないものであり、ハード・ソフトの高次元におけるバランスが高く評価できる。

担当審査委員| 櫛 勝彦   色部 義昭   鈴木 元   松井 龍哉  

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