GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
イチゴ [食べる宝石「ミガキイチゴ」]
事業主体名
農業生産法人 株式会社GRA
分類
ビジネスイノベーション、ビジネスモデル
受賞企業
農業生産法人 株式会社GRA (宮城県)
受賞番号
13G131094
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

『自然・IT・職人に磨きぬかれたイチゴ』 ミガキイチゴは、宮城県山元町で栽培された、上質な複数品種のイチゴの統一ブランドです。品種だけではない、産地・製法・技術による青果の違いをブランド化しました。職人の技とITを融合した最先端施設園芸により、高品質なイチゴの安定供給を実現。「食べる宝石」をコミュニケーションコンセプトとし、パッケージのみならず、産地から製法、流通まで一貫したブランド管理を行っていることが特徴です。

プロデューサー

農業生産法人 株式会社GRA 岩佐大輝+NPO法人GRA プロボノスタッフ

ディレクター

株式会社電通 馬場俊輔

デザイナー

株式会社電通 若田野枝

詳細情報

http://www.migaki-ichigo.jp

発売
2012年12月
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

『安心というおいしさ』 産地、製法から流通までをブランド管理することにより、安心でおいしいイチゴを届けることができます。ITによる残留農薬の調査から、提携販売店での品質確認まで。ミガキイチゴのマークが、店頭での消費者との絆を結んでいきます。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

『ハレの消費としてのイチゴ』 宝石のように大切に育てられ包装されたミガキイチゴは、高級チョコレートのように、ギフトや自分へのご褒美としてのイチゴの需要を喚起。百貨店ではホワイトデーのお返しにミガキイチゴが並ぶなど、新しい生活シーンにイチゴが取り入れられるようになりました。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

『再現可能な青果ブランドの確立』 農林水産省と連携し建設された最先端園芸施設は、長年の職人の経験から管理されていた温度や湿度、空気を出来るかぎりデータ化し再現することで、高品質なイチゴの安定供給を実現しました。また匠の技を可視化することは、若い後継者達の教育へも役立っています。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

『世界中においしいイチゴを届ける』  ITで温室を管理するミガキイチゴの生産方法は、海外に輸出することが可能です。すでに人口世界2位のインドに農場を建設し、甘いイチゴができなかった国に、高品質で残留農薬のないイチゴを提供する準備をしています。

ユーザー・社会に伝えたいこと

『日本のよいものを組み合わせ、新しい価値をデザイン』 ミガキイチゴに使われているITも、宝石のようなロゴやパッケージも、今まで世の中になかったものではありません。ただ、それらがイチゴ農業と組み合わされて、新しい商品と市場が生まれました。東北から高級青果ブランドが作られるという成功体験が、まだたくさん眠っている日本のよいものを見つけ、組み合わせ、次なる価値をデザインする一助になれば幸いです。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

三越伊勢丹グループ一部店舗、Yahoo!ショッピング、日本郵便ふるさと小包 等
ミガキイチゴ公式サイト
Yahoo!ショッピング

審査委員の評価

「食べる宝石」というシンプルなコンセプト、それを実現する完成度と一貫性がある。震災復興のプロジェクトは様々な試みがなされているが、ICT管理による生産の効率化・安定化からマーケティングに至るまで、持続可能なビジネスモデルとして構築されているところが秀でている。宮城県山元町で栽培された上質な複数品種のイチゴに一粒1000円というインパクトのある価格設定のフラッグシップラインと、その下の価格設定という2つのラインをつくることで、高級イチゴ市場を活性化している。震災復興のモデルというだけでなく、日本が直面するTPPの流れの中で、農業全体がかかえる問題に対して、海外市場も視野にいれた農作物の高付加価値化に先行して取り組んだ、日本における6次産業のモデルケースとしても評価したい。

担当審査委員| 永井 一史   久保田 晃弘   紺野 登   田川 欣哉  

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