受賞ギャラリー
2012
グッドデザイン賞
医療費適正化サービス
重複・頻回受診者保健指導サービス
受賞対象の詳細
医療のレセプトデータを解析し、重複受診者や頻回受診者に対して自宅訪問等による保健指導を行い、医療費の適正化を図るサービス。
※ 自動翻訳サービスDeepLを利用して生成されたテキストの場合があります
プロデューサー
株式会社日本医事保険教育協会 代表取締役 長野俊彦
ディレクター
安川情報システム株式会社 穴見雄一
デザイナー
株式会社日本医事保険教育協会 佐藤里美
利用開始
2012/04/01
販売地域
国内
デザイナーの想い
長年医療費の適正化を多くの保険者(市町村や健保組合等)で実施してきました。これまでは、目前の医療費削減の業務が中心でしたが、保健指導という直接被保険者へのアプローチを伴う業務にシフトしたことで、長期的かつ巨視的な視点で医療費適正化を捉えることができました。さらに、ITC技術を組込むことで、被保険者の生活と疾病要因に係る時間軸の要素が加わりさらに新たなビジネスデザインを目指すに至っています。
開発・企画について
サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと
平成20年から全国の保険者に義務付けられている「特定健診・特定保健指導」の普及に伴い、重複・頻回受診者への保健指導の有用性も併せて認識されつつあります。多くの保険者に対して本サービスのPRを現在進めています。さらに顕在的・潜在的ニーズは今後大きくなるものと思われます。
使用者、社会等への取り組み
「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること
本サービスが提供する保健指導は、疾病の重症化を早期に発見し、本人の生活習慣をより健全な生活習慣へと変容させる大きな動機づけが可能となります。提供できるものは「健康」です。
「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること
本人の診療情報からご本人に積極的に日常の生活を振り返っていただく機会を創出し、健康的な生活への変容を促進します。
「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること
現在のブーム的な「健康志向」からより具体的な個別の「健康対策」へと個々人の意識変容が期待できることから、新たな健康産業創出が期待できる。またこのことは、雇用創出にも寄与するものと期待できる。
「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること
いわゆる「身体に悪いこと」から遠ざかる価値観の醸成が促進されると思われる。
どこで購入できるか、
どこで見られるか
日本医事 保健指導センター(北九州市小倉北区)
※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。
審査委員の評価
担当の審査委員
南雲 勝志大島 礼治黒川 玲手塚 由比堀井 秀之森田 昌嗣
評価コメント
医療のレセプトデータを解析し、重複受診者や頻回受診者に対して自宅訪問等による保健指導を行い、医療費の適正化を図るサービスである。これまでは、目前の医療費削減の業務が中心だったが、直接被保険者へアプローチする保健指導というに業務にシフトしたことで、長期的かつ巨視的な視点で 医療費適正化を捉えることができた。さらに、ITC技術を組込むことで、被保険者の生活と疾病要因に係る時間軸の要素が加わりさらに新たなビジネスデザインを目指すに至っている。
