受賞ギャラリー
2012
グッドデザイン賞
得点盤
デジタイマ
受賞対象の詳細
バスケットボール・ハンドボール・フットサル・バレーボール・バドミントン・柔道・ボクシング・レスリングなど各種競技用スコアボードとトレーニング時間管理用のプログラムタイマー・ストップウォッチ及び各種スポーツテスト機能を搭載した卓上型デジタルスコアボード。公式試合で使われる大型デジタルスコアボードと同様の機能を小型化し、小さな会場や練習の場においても公式戦と同様に正確な試合状況を表示することができる。
※ 自動翻訳サービスDeepLを利用して生成されたテキストの場合があります
プロデューサー
株式会社モルテン スポーツ事業本部グローバルマーケティング SPEプロダクトマーケティンググループ 田中政行
ディレクター
株式会社モルテン スポーツ事業本部グローバルマーケティング SPEプロダクトマーケティンググループ 田中政行
デザイナー
株式会社GKデザイン総研広島 プロダクトデザイン部(基本形状、表示部)+株式会社モルテン スポーツ事業本部グローバルマーケティング ボールプロダクトマーケティンググループ 稲林亮(操作部)
詳細情報
発売予定
2012/06/01
価格
86,100円 (税込)
販売地域
国内・海外共通仕様
デザイナーの想い
スポーツを通じてより良い自己実現を目指すプレーヤーにとって、スコアボードは読み取りやすく、コートは正確で、ジャッジは厳正でなければならない。それは、トップアスリートでも、ゲームを始めたばかりの子供たちでも同じである。我々は不完全は道具を進化させ続けることにより、より高い次元のゲーム環境を広く提供していく。For the real game !
開発・企画について
サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと
体育用具は扱いが荒い。ボールがぶつかったり、机から落とされても機能を損なう破損が起きない耐久性を実現している。
使用者、社会等への取り組み
「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること
バスケットボールのスコアボードとして利用するときは、ゲームクロック係、ショットクロック係、得点係と3人の操作者が並んで操作する。操作のストレスを感じさせないよう、各操作ブロックを十分に離し、キーレイアウトもゲームを見ながらブラインドで操作できるようシンプルなものとした。
「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること
デジタイマは、日めくり得点板並みの低価格と、バスケットボール・バレーボール・柔道など各種競技への切り替え及びトレーニング機能とスポーツテスト機能の追加により共同購入という選択肢を増やすことで、学校クラブ・体育授業を中心に広く普及した。普及により多くのプレーヤーが日頃から時間感覚を身に着ける練習ができるようになった。
「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること
本製品はスポーツ用スコアボードとして開発されたものではあるが、多機能・堅牢・低価格なことから、工場のタクトタイム計測、議会や企業の会議タイマーなどとしても広く活用されている。
「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること
ゲームの環境が整うことで、ゲームはより本物になる。本格的なスコアボードが、総合体育館から高校・中学校へ、さらに小学校、社会体育クラブへ普及させることにより、本物のゲームのための環境を広く提供する。
どこで購入できるか、
どこで見られるか
スポーツ店
※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。
審査委員の評価
担当の審査委員
戸谷 毅史川島 蓉子サイトウマコト廣田 尚子山田 晃三
評価コメント
卓上型のデジタルスコアボードに求められる要素を、競技者と操作者双方の視点から抽出し、デザインによって最適化している点を高く評価した。競技者に対しては、文字サイズの大型化と表示区分の明確化を図り、ハイコントラストな5色表示ディスプレイを用いることで、視認性高く正確な情報を伝えている。また操作者に対しては、明確にゾーニングされたシンプルなキーレイアウトを提供することで、試合を見ながらのブラインド操作を可能にしている。キーボードの高さも低く抑えられ、試合中キーボードに指を乗せ続けなければならない操作者の手首負担低減に努めている。バスケット、バレー、ハンドボール、フットサル、バドミントン、柔道など多くの競技に対応しながら、以前の機種に比べ大幅な価格低減を実現しており、教育機関など体育指導の現場への導入に弾みが付くことが予想される。
