Exhibition

#108 彩椅展 sai - ten 多摩美術大学環境デザイン学科3年インテリア専攻 2022年12月4日(日) - 12月12日(月) 11:00 - 20:00 (12/6は17時閉廊、最終日は19時終了) 会期中無休・⼊場無料 Dining Chair Exhibition 2022 Department of Architecture and Environmental Design. Tama Art University / December 4 (Sun) - December 12 (Mon), 2022 Free admission 11:00 - 20:00 *The gallery will close at 5 pm on Tuesday, December 6, and close at 7pm on Monday, December 12

木が持つ美しい色や模様は、一見どれも同じようにみえて、 何一つ同じものは存在しません 。
同様に、私たち自身にも固有の色があり、それらを大切に 汲みとり、椅子へ吹き込まなくてはならない。
その唯一性の模索や見つめ直す姿勢が「木から椅子を作る」 事のひとつの価値だと考えます。
この度、多摩美術大学環境デザイン学科の学生30名によって製作された30脚の椅子が並びます。それぞれの個性で彩なされた唯一無二の椅子たちをぜひご覧ください。

多摩美術大学環境デザイン学科 3 年インテリア専攻

椅子を考えること

椅子のデザインへの取り組みは、歴史上さまざまな試みが行 われています。その椅子が生まれた時代の感受性と技術が合 致した、“名作” と呼ばれる椅子もたくさんあります。「座る」 という行為をサポートする道具としての一面で捉えれば、椅 子は既に完成されているのかもしれません。では、なぜ今も 新しい椅子がつくられ続けているのか? これは自身への問い掛けでもありますが、そこにこそ、今、椅子をデザインする 重要な意味があると思っています。
30 脚の木の椅子は、今を生きる学生達が自らデザインして制作まで行ったものです。この椅子群には、彼らが描く生活像 や時代感覚が否応なく滲み出しています。そうした同時代性 こそが、先の問いのひとつの答えなのかもしれません。 今年も、ケベック木材製品輸出振興会(QWEB)のご支援に 感謝いたします。そして、制作をサポートいただいた工房の 先生方にも御礼を申し上げます。

多摩美術大学 環境デザイン学科 非常勤講師 藤森泰司

主 催:多摩美術大学環境デザイン学科
協 賛:ケベック木材製品輸出振興会(QWEB)、カナダウッ ド
指 導:米谷ひろし、橋本潤、藤森泰司、坂本茂
会 場:GOOD DESIGN Marunouchi

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