GOOD DESIGN AWARD

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2020

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

受賞対象名
ウルトラワイドベース スタッドレスタイヤ [903W(キューマルサン・ダブリュー)]
事業主体名
横浜ゴム株式会社
分類
業務用車両、業務用車両関連機器
受賞企業
横浜ゴム株式会社 (東京都)
受賞番号
20G130829
受賞概要
2020年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

トラック用タイヤは「B to B」商品であり、乗用車用タイヤに比べ、ユーザーがより性能を重視する商品です。本商品「903W」は複輪を単輪にでき、軽量化と省スペース化による積載重量や積載容量の増加、省メンテナンス化によるドライバーの負担軽減により、物流の輸送効率をUPすることができるスタッドレスタイヤです。

デザインのポイント
1.横浜ゴム独自構造技術「SpiraLoop」を採用することで、タイヤ1本当りの荷重アップに対応
2.「SpiraLoop」構造が、最適な接地形状を維持することで、”氷雪上での効き”も”摩耗”も性能確保
3.トラクションZブロック採用により、小ブロック&多数サイプでも剛性を保ち氷雪上性能と耐偏摩耗性能を両立
プロデューサー

横浜ゴム株式会社 TBR事業部 TBR製品企画室 製品企画グループ 岡部英俊

ディレクター

横浜ゴム株式会社 TBR設計部 設計1グループ 大山俊郎

デザイナー

横浜ゴム株式会社 TBR設計部 設計1グループ 和田博憲

発売予定
2020年7月
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

背景

トラック業界では、更なる物流の高効率化が求められています。大型トラックの場合、重量と寸法に上限があり、車両重量をより小さく、積載容積をより大きくすることが高効率化への有効な手段となります。それを実現する為に、複輪を単輪に出来るウルトラワイドベースタイヤを開発しました。また同業界には、ドライバーや整備担当者の人手不足の問題もあります。2本を1本にすることで、省メンテナンス化にも貢献できます。トラック業界のタイヤカテゴリーの需要構成比は、およそオールシーズン4割、スタッドレス4割とその2つの商品群で大部分が占めてられており、冬用タイヤの需要が大きく大切な位置づけです。第1弾として、昨年、ウルトラワイドベースのオールシーズンタイヤ「902L」を発売しました。今年は第2弾として、ウルトラワイドベースのスタッドレスタイヤを発売します。春夏秋冬、ウルトラワイドベースタイヤのニーズに対応します。

経緯とその成果

複輪から単輪にする上で最も重要なのが耐荷重性のUPです。そこで採用したのが横浜ゴム独自構造技術の「SpiraLoop」です。「SpiraLoop」とは、一般的な角度付きのスチールベルトに加え、繋ぎ目の無いスチールベルトを、タイヤ回転方向に対し真っ直ぐに配置する横浜ゴム独自の構造技術です。この構造により、安全に複輪分の荷重を支えることが可能となり、ホイールも含めたタイヤユニットの軽量化と省スペース化を実現しました。また、冬用タイヤの機能としては、溝やサイプを多く配置し、かつ小さくても剛性を保てるトラクションZブロックと、クローズドトラスサイプを採用したパターンとしました。さらに、「SpiraLoop」構造の効果により良好な接地形状を確保出来るので、「SpiraLoop」構造とパターン要素の相乗効果により、”氷雪上路面での効き”と”耐摩耗性能”を両立させることが出来ました。

仕様

展開サイズ:1サイズ (455/55R22.5 166L/タイヤ外径:1078mm、タイヤ幅:464mm)※2020年5月時点

どこで購入できるか、
どこで見られるか

株式会社ヨコハマタイヤジャパン
横浜ゴム トラック・バス用タイヤサイト ※「903W」は新商品のため5 月時点で掲載はされていません

審査委員の評価

通常、トラックの後輪には複輪が用いられるが、これをひとつの幅広タイヤにまとめることで、軽量化と省スペース化を達成し、積載重量や積載容量の増加、メンテナンス作業の簡易化を実現するトラック用のタイヤである。幅広タイヤの形状を保持するため、継ぎ目のないベルトを用いて構造を強化するなど、独自の技術によって製品化を達成している点を高く評価した。今後も需要増が予想されるトラック物流を支えていってほしい。

担当審査委員| 根津 孝太   内田 まほろ   川西 康之   森川 高行  

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