GOOD DESIGN AWARD

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CC

2019

GOOD DESIGN|グッドデザイン金賞

受賞対象名
ビジネスモデル [世界の貧困層を救うFinTechサービス]
事業主体名
Global Mobility Service株式会社
分類
ビジネスモデル
受賞企業
Global Mobility Service株式会社 (東京都)
受賞番号
19G171271
受賞概要
2019年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

【世界の17億人を救う】 世界の約17億人の貧困層・低所得層は資産も与信もなく、金融サービスにアクセスできない。彼らが自力で貧困から抜け出すことはまず不可能である。当社はIoTを活用したFinTechサービスにより、カーローンのリスクを極小化し、彼らが車両を所有して就業し、ひいては、貧困から脱却する機会を提供している。

デザインのポイント
1.「貧困」等の社会課題を解決する中に、経済合理性を創出し、真の意味でサステイナブルな取り組みである点
2.IoT技術を活用した金融包摂型FinTechにより、これまで取り残されてきた社会課題を解決している点
3.過去融資対象外とされてきた人々に対する金融サービスにも関わらず、デフォルト率が1%を切る水準である点
プロデューサー

Global Mobility Service株式会社 代表取締役 社長執行役員/CEO 中島徳至

詳細情報

https://www.global-mobility-service.com/

事業開始
2015年8月
価格

オープンプライス

販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

フィリピン、カンボジア、インドネシア、日本

受賞対象の詳細

背景

【社会課題に向き合い、課題解決の中で経済合理性を創出】 どれだけ良い製品を開発しても、それが現地の人々のニーズに合致しなければ価値がない。当社代表の中島は、当初電気自動車を普及させようとフィリピンで起業したが、そこで直面した現実は、多くの人が金融サービスを利用する機会がなく車両を購入できず、また、貧困から抜け出せない社会構造であった。 SDGsの中でも最優先課題として挙げられる「貧困」の問題に対して、当社はFinTechサービスを開発し、貧困層・低所得層の方でも適正利率でカーローンを組むことができ、就業の機会を得られるエコシステムの構築を目指した。各国のニーズを捉えた上で、自社に留まらず、金融機関、インフラ企業(通信・電気)、モビリティメーカー、自治体等とオープンイノベーションにより提携することで、社会課題解決の中で経済合理性を創出し、真の意味でサステイナブルなエコシステムをデザインした。

経緯とその成果

「世界1億人のファイナンスを創出する。」 2030年までの当社の目標である。より多くの人々を救うため、車両を遠隔で起動制御するIoTデバイス(MCCS)は車種を限定することなく、自動車や二輪車、三輪車は勿論、建機や農機などあらゆるモビリティへの実装が可能である。万が一支払い遅延が生じた場合に車両を遠隔起動制御するだけでなく、当社のプラットフォーム(MSPF)を金融決済システムと連携させることで支払い後すぐに車両の再起動を可能とし、さらに現地の自治体やドライバーの組合等を巻き込みドライバーへの丁寧なカスタマーサポートも実施している。その結果、デフォルト率は1%を切る驚異的な数値を実現。 また、MCCSを通じたセンシングにより位置情報等の様々なデータが取得可能であり、MSPF上でドライバーの働きぶりを可視化・分析することで、信用を創造し、教育ローン等の新たなファイナンスの機会を創出している。

仕様

【ターゲット】ローンやリース等の金融サービスにアクセスできない世界(日本含む)の貧困層・低所得層約17億人。 【利用形態・範囲】 車両を遠隔制御できるIoTデバイス(MCCS)を車両に取り付けることで、カーローンの支払いが滞った場合に起動制御して支払いを督促できる(支払い後、遠隔で再起動可能)。この仕組みを活用し、金融機関とともにこれまで与信がなかった人でも適正利率でローンが組める機会を提供。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

海外:フィリピンマニラ首都圏等 国内:金融機関(西京銀行等)、自動車販売店(ジョイカル等)
G20の貿易・デジタル経済大臣会合に向け、正式にGMS事業が採択
SDGs経営/ESG投資研究会委員名簿
経済産業省「SDGs経営ガイド」の作成に当社代表の中島が携わりました

審査委員の評価

真面目に働く誰もが評価され、自らの生活を切り開くことができる社会を作るベンチャー創出を高く評価。IoTを活用したFinTechサービスに、より多くの人々が車両を通して豊かになっていく未来を描いている。今後の車両を超えた展開を期待。

担当審査委員| 石川 俊祐   太刀川 英輔   廣田 尚子   Miles Pennington  

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