GOOD DESIGN AWARD

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2019

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

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受賞対象名
根管内カメラ [ナノピクト]
事業主体名
株式会社吉田製作所
分類
医療用機器・設備
受賞企業
株式会社吉田製作所 (東京都)
受賞番号
19G100749
受賞概要
2019年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

ナノピクトはΦ0.44mmの極細フレキシブルファイバーを歯の根管内に挿入し、狭小かつ複雑な形態である根管内部を直接観察する根管内カメラです。最深部となる根尖部や直視の叶わない湾曲部、抜髄状態などの観察を可能にすることで、今まで十分に見ることが難しく手の感覚に頼ってきた根管治療の精度向上をサポートします。

デザインのポイント
1.今まで十分に見ることが難しかった根管内をΦ0.44mmのフレキシブルファイバーにより直接観察ができる
2.簡単な手元操作で観察ができる
3.大型設備の必要がなく、PCとのUSB接続のみでチェアサイドでの利用ができる
プロデューサー

株式会社吉田製作所 マーケティング本部 デザインセンター 部長 深澤太郎/テクニカルセンター 部長 熊地智

ディレクター

株式会社吉田製作所 マーケティング本部 デザインセンター 課長 根本忠明/営業統括部 営業部 課長 落合武弘

デザイナー

株式会社吉田製作所 マーケティング本部 デザインセンター 主任 竹内智之/テクニカルセンター 係長 茂木秀樹、係長 伊藤マリ、平良拓也

詳細情報

https://peraichi.com/landing_pages/view/yoshida-nanopict

発売
2019年3月21日
価格

1,280,000円 (PC含まず)

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

背景

根管治療では抜髄後に再治療を要する場合もあり、一度細菌に感染してしまった根管を完全に無菌化することは非常に難しいといわれている。原因としては「根管の清掃および洗浄、消毒の難しさ」、「根管充填剤による根尖部の封鎖の難しさ」等が挙げられ、これらは根管が狭小かつ複雑な形態であるため、そもそも見ることも難しく、不可視での作業にならざるを得ないためである。近年、拡大視下により根管口付近および直線部分での処置を観察しながら行えるようになったが、より深部や、湾曲部までは十分に見ることは難しい。また、従来システムでは設備が大型となり、使用に際してはある程度の慣れも必要となる。

経緯とその成果

根管内を観察するにあたり、口腔外からでは肉眼はもちろん、拡大視でも限界がある。これに対してナノピクトでは根管内部を直接観察することで今まで見ることが難しかった最深部となる根尖部や、湾曲根管なども観察できることをコンセプトに開発を進めた。Φ0.44mmの極細フレキシブルファイバーを用いることで根管形状に沿って内部を観察することができ、今まで手の感覚に頼ってきた根管治療において、抜髄状態や、確認しづらい側枝分岐部の発見、根尖部の状態等を直接観察することが可能となった。また、ファイバーカメラのため 液中下でも利用が可能であり、滲出液等の影響も受けにくい。ペン型のハンドツールで簡便に取り回しができ、専用ビューアを入れたPCとのUSB接続のみでチェアサイドでリアルタイムの観察を行うことが可能である。

仕様

・本体寸法:φ17×154㎜ ・有効画素数:1万画素 ・焦点距離:3㎜ ・消費電力:1.0W ・インターフェース:USB2.0

どこで購入できるか、
どこで見られるか

株式会社ヨシダ
ナノピクト 特設サイト
株式会社ヨシダ ナノピクト 製品ページ
株式会社吉田製作所 ナノピクト 製品ページ

審査委員の評価

抜髄後の根管を洗浄、消毒、封鎖するための治療は意外に時間がかかり、歯科医が手探りで根管最深部の深さ確認する際には痛みも伴う。この患者と医者のストレスを軽減する技術革新を第一に評価した。直径0.44mmのフレキシブルファイバーで見られる極細部の画像は鮮明で驚きがある。ペン型の本体は把持しやすく、フレキシブルファイバーを送り出すレバーの操作感も良く、操作性も含め丁寧にデザインされている。

担当審査委員| 安次富 隆   石川 善樹   重野 貴   村上 存   Sertaç Ersayın  

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