GOOD DESIGN AWARD

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CC

2018

GOOD DESIGN|ロングライフデザイン賞

受賞対象名
汎用エンジン [GXシリーズ(代表機種:GX200)]
事業主体名
本田技研工業株式会社
分類
その他医療・生産プロダクト
受賞企業
本田技研工業株式会社 (東京都)
受賞番号
18L000010
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

1983年に誕生した4ストローク汎用エンジンGXシリーズは、小型軽量でエンジン振動の小さい低重心傾斜シリンダーを世界で初めて汎用エンジンに採用することで、小型建設機械や農業機械など各種作業機械用パワーユニットの世界基準として幅広い業界から支持を獲得。現在、GXシリーズは、総排気量118㎤から389㎤まで全7モデルをラインアップしています。全ラインアップの累計生産台数は5,000万台を超えています。

プロデューサー

本田技研工業株式会社

ディレクター

株式会社本田技術研究所 パワープロダクツR&Dセンター

デザイナー

株式会社本田技術研究所 パワープロダクツR&Dセンター 企画・デザイン室 デザインブロック

詳細情報

https://www.honda.co.jp/engines/GX/GX200/

発売開始(GX200は1995年3月発売)
1983年1月26日
販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

汎用エンジンとしてデファクトスタンダードとなった傾斜シリンダーによるコンパクトで堅牢なデザイン

背景

汎用エンジンの歴史は、高効率化の歴史でもあった。ホンダ製品は、ほとんどが4サイクルエンジンをベースに開発されているため、もともと極めて高効率なのが特長である。しかしそんな歴代エンジンの中でも、高効率化の面でエポックとなったのはオーバーヘッドバルブ(OHV)採用のGX110/140である。それまでの汎用エンジンは、ほとんどがサイドバルブ(SV)であった。SVは小型で部品点数が少なくてすむ反面、ガソリンやオイルの消費量が多いといった課題を抱えていた。一方、OHVは燃焼効率が良いため低燃費で高出力も得られ、さらに静か、クリーン、耐久性・信頼性も高いといったメリットがある。しかし、サイズが大きく、部品点数が多くなるため重くなり、そのためコストも高くなるというマイナス面も抱えていた。 こうした個々の課題にチャレンジし、軽量・コンパクトで高品質、価格競争力に優れたOHVエンジンGXエンジンを開発した。

デザイナーの想い

「これではいかん、機械化して彼らの労働を軽減する何かができないか?」はじまりは、農村や漁村で過酷な労働を強いられた人たちを技術で幸せにしたいという創業者の夢をカタチにした1953年発売の農業機械用エンジンでした。以来、低燃費で、人と環境に優しいことにとことんこだわり、ホンダは耕うん機・発電機・船外機・ポンプ・芝刈り機・除雪機などを提供しています。 このような創業者の想いが、この汎用エンジンGXシリーズにも受け継がれ発売より35年を経た今もなお、ホンダ完成機商品に搭載されまた、OEMを通じて多くのお客様に支持されています。ホンダパワープロダクツのデザインは、機能的かつ独創的であることをめざしており、このGXシリーズはそのフィロソフィーの原点であると認識しています。機能的なレイアウトや独創的なカラーを含めたデザインは、遠くから見てもホンダのエンジンだと容易に認識されるホンダらしさの象徴です。

仕様

名称:GX200 エンジン種類:空冷4サイクル単気筒OHVガソリンエンジン 総排気量:196 cm3 圧縮比:8.5:1 最大出力(ネット):4.3kW/3600rpm 定格出力:3.7kW/3600rpm 最大トルク(ネット):12.4Nm/2500rpm 全長x全幅x全高:313x376x335mm 乾燥重量 :16.1kg 燃料:自動車用無鉛ガソリン

どこで購入できるか、
どこで見られるか

軽量・コンパクトで低燃費な汎用エンジン6.5馬力ホンダ「GX200」を新発売
小型・軽量で燃料経済性、耐久性に優れた汎用エンジン 「ホンダGX110」「ホンダGX140」を発売
汎用エンジン「GX」シリーズを一部改良し発売 〜環境性能、操作性を向上〜

審査委員の評価

まさに道具が道具を作った素晴らしいエンジンである。単体では聞いたことがある人は少ないかもしれないが、GXシリーズは様々な動くものに入っている。耕運機・ポンプ・発電機を含む数多くのものがこのエンジンから動力を享受している。環境性能やエコ対応、騒音対応など時代の流れと共に変化しつづけており、まだまだ活躍する場が世界中に広がっている。試みも含めて美しいデザインである点を評価した。

担当審査委員| 齋藤 精一   齋藤 峰明   柴田 文江   福光 松太郎  

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