GOOD DESIGN AWARD

キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

受賞対象名
地図集制作活動 [福島アトラス-原発事故避難12市町村の復興を考えるための地図集制作活動-]
事業主体名
特定非営利活動法人 福島住まい・まちづくりネットワーク
分類
地域・コミュニティづくり
受賞企業
特定非営利活動法人 福島住まい・まちづくりネットワーク (福島県)
明治大学 建築史・建築論研究室 (神奈川県)
工学院大学 建築学部 篠沢研究室 (東京都)
東京大学 復興デザイン研究体 (東京都)
株式会社中野デザイン事務所 (東京都)
川尻 大介 (神奈川県)
野口理沙子+一瀬健人/イスナデザイン (東京都)
株式会社ふたば (福島県)
日本大学 工学部 浦部智義研究室 (福島県)
株式会社はりゅうウッドスタジオ (福島県)
受賞番号
18G161299
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

福島県では震災後7年が経過し避難区域の解除に伴い避難者・帰還者の復興がより具体的な形ではじまりつつある状況となっており、避難者・帰還者の方々は避難指示解除が進むにつれてこれから地域とどのように関わりながら生活再建を行うかについて常に様々な情報を見ながら検討を重ねています。しかし、復興状況に関する情報は市町村別に住民に伝えられているものの、同じ県下でも他の市町村の情報を集めることは意外に簡単ではなく、それらを組み合わせた全体像をつかむことはもっと難しいと考えられます。そこで、被災12市町村の復興に関わる情報を1冊の地図集としてまとめ復興状況の全体像をつかむための媒体を制作しました。

プロデューサー

特定非営利活動法人福島住まい・まちづくりネットワーク理事長 難波 和彦

ディレクター

特定非営利活動法人福島住まい・まちづくりネットワーク理事 芳賀沼 整、浦部 智義

デザイナー

福島アトラス制作チーム(青井 哲人、篠沢 健太、井本 佐保里、中野 豪雄、川尻 大介、保田 卓也、西垣 由紀子、原 聡美、林 宏香、野口 理沙子、一瀬 健人、遠藤 秀文、滑田 崇志、高木 義典)

詳細情報

http://fukushimasumai.org

福島アトラス01-2017年3月31日発行/福島アトラス02,03-2018年3月31日発行
2018年3月31日
販売地域

日本国内向け

設置場所

NPO法人福島住まい・まちづくりネットワーク事務局及び福島県被災12市町村役場窓口等

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

地図集制作活動/インフォグラフィック

背景

NPO法人福島住まい・まちづくりネットワークは東日本大震災以降、原発事故等の影響による避難で元の住まいやコミュニティから離れるという、過去例のない福島特有の避難状況に対して、仮設期から復興期に求められる住環境づくりを行うために設立され、住まい・まちづくりに関する諸活動を通して福島県の震災復興に寄与することを目的に活動している。福島県応急仮設住宅(木造)の計画・設計を出発点として、復興まちづくり、復興住宅モデル建設、帰還に向けた小規模集落支援事業等の調査活動を基盤としながら活動を続けており、今回応募する地図集は2016年より福島県から被災12市町村の全体マップの作成の相談を受けて事業として企画・立案・実施した事業となる。アトラス01では被災12市町村全戸配布(4万部)アトラス02は自治体、住民リーダーへ配布(1万部)アトラス03は対象住民配布を予定している(1.5万部)

デザイナーの想い

今回制作した地図集は私たちがこれまでに活動してきた震災復興支援活動と地続きに繋がっており、一過性のものではなく持続可能な活動の上に位置付けています。これらの3つの地図集は膨大な避難-復興状況の情報から内容を精査し、被災12市町村の避難者・帰還者の生活再建に対して復興の舵取りを行う国や自治体の政策への参考資料となること、延いては今後災害を経験する他の地域に引き継がれるべき知見となる地図集を目指しました。引き続き地図集の制作を予定しており、まだ扱いきれていない膨大な情報や課題に対して企画、監修、編集を駆使し特にデータのインフォグラフィック化を進めていきまだまだ不透明な震災復興の全体像を共有できるような媒体の制作に努めていきます。

仕様

■制作物:福島アトラス01-原発事故避難12市町村の復興を考えるための地図集- A4縦 64頁/福島アトラス02-避難社会とその住まいの地図集-A4縦 64頁(被災12市町村全世帯配布4万部)/福島アトラス03-避難12市町村の復興を考える基盤としての環境・歴史地図集-特サイズ 2頁■活動の対象者:福島県被災12市町村避難者・帰還者、復興従事者、自治体、国

どこで購入できるか、
どこで見られるか

NPO法人福島住まい・まちづくりネットワーク事務局
NPO法人福島住まい・まちづくりネットワーク事務局

審査委員の評価

福島アトラス。絵地図としての美しさは12市町村によって育まれた証とも言える。綿密な調査から地形によって生まれた風土を想像させる。この地域にとって歴史に刻まれてしまった原発事故以降の、ここからの歴史をこの福島アトラスは語っている。人口推移、居住区の移動インフォグラフィックスと共にある絵地図の仕上がりは製作に携わった方々の愛とも言える美しさを見せて頂いた。

担当審査委員| 岩佐 十良   伊藤 香織   太刀川 英輔   並河 進   服部 滋樹  

ページトップへ