GOOD DESIGN AWARD

閉じる
キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
歯みがきみまもりサービス [処方電動歯ブラシ Curline]
事業主体名
株式会社ミック
分類
その他一般・公共向け取り組み
受賞企業
株式会社ミック (東京都)
受賞番号
18G161237
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

国民の歯科疾患を予防する取り組み。 位置センサーと角度センサーとメモリーを搭載した電動歯ブラシを利用し、歯科医院で、患者の口腔内の状態に合わせて電動歯ブラシにみがく強さ、みがく時間、歯ブラシをあてる角度を設定する。 患者は、設定された歯ブラシを使いスマートフォンのアプリケーションでのガイドを見ながら歯を磨く。 磨いた評価結果はクラウドにアップロードされ、歯科医院と患者が共用できる。患者が歯科医院に再来院したときに、クラウドにアップロードされたデータや実際の口腔内に合わせて磨き方の設定を変更することで常に良好な歯みがき方法を実践できる。

プロデューサー

株式会社ミック ヘルスケア事業部 秋相文

ディレクター

株式会社ミック ヘルスケア事業部 秋相文

デザイナー

株式会社ミック ヘルスケア事業部 秋相文

詳細情報

https://curline.mic.jp/

発売
2017年11月8日
価格

27,000円 (金額はコンシューマ売価  別途費用 クラウド利用料:月1.000円/医院)

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

国民の口腔健康に貢献できる仕組み

背景

口腔の健康が全身の健康に大きく関わっていることがわかってきているが、口腔の健康に対する国民の意識は決して高くなく、 歯科医院での定期健診受診率は低水準である。また、歯みがき方法は自己流であることが多く、口腔内を良好に保つどころか、逆に悪くしてしまっているケースも少なくない。 歯科医院を受診し、歯みがき方法を教えてもらっても、その通りに実践できなかったり、しばらくすると忘れてしまったりすることが多い。 そこで、歯科医院で教えてもらった歯みがき方法の通りに自動的に動く歯ブラシを作ることにより、患者のセルフケアをプロケアに近い状態で行うことができるのではないかと考えた。さらに、歯科医院で歯みがき方法を設定することを必須とすることで、歯科医院への定期来院のサイクルを作れば、患者の口腔内を高水準で維持できることになり、国民の口腔健康に貢献できる仕組みになると考えた。

デザイナーの想い

この仕組みを使うことによって、歯科医院は患者に対して適切な歯みがきを実践してもらうことができるし、 患者はその歯ブラシを使っているだけで正しい歯みがきが実践できるようになり両者がメリットがある仕組みだと考えている。 日々の歯みがきの情報を歯ブラシに記憶させ、そのデータをクラウドにアップすることにより、歯科医院と患者が共用することができ、歯科医院は患者に対してより適切なアドバイスができるし、患者はより納得性のあるアドバイスを受けることができる。そのことにより、歯科医院と患者をより密につなぐことができる仕組みであるとも思っている。

仕様

加速度センサーとジャイロセンサーとメモリを搭載した電動歯ブラシを利用。歯科医院スタッフはコンピュータソフトを利用し患者個々に適したみがき方を電動歯ブラシに設定。患者はみがき方が設定された電動歯ブラシとスマートフォンアプリを利用して歯みがきをすると、歯みがき結果が歯科医院のクラウドに保存され、歯科医院スタッフと患者間で歯みがきデータを共有でき、口腔環境改善を行っていく。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

全国の取扱歯科医院
Curline登録医一覧

審査委員の評価

普段おこなう行為を阻害せずに、少しだけアドバイスをくれる、人との距離が優しい機械だと感じた。お節介なIoTデバイスがたくさん生まれている中、こういった適切な距離感を持ったプロダクトも生まれてきているのは素晴らしいことだ。歯の健康が脳や肺の疾患と深く結びついているという研究もある中で、歯医者さんと機械の協業から普段の習慣の認識を少し変えることができれば、健康寿命を延ばす予防医学の発展に貢献するだろう。普及を期待したい。

担当審査委員| 岩佐 十良   伊藤 香織   太刀川 英輔   並河 進   服部 滋樹  

ページトップへ